西洋の精神科医療は家族からの自立をめざす
そのために、友人や恋人といった家族意外の
人間関係をもつこと。趣味や運動でメンタルを
自己管理すること。などを患者に求める。
自分で心と体のケアをしながら、社会の一員と
して生きる。患者は、人生の孤独と向き合い
一生懸命、努力をする。努力でどうにも
ならないとき、福祉や医療によるサポートを
うける。
私の九年間うけた日本の精神科医療では、
友人や恋人や趣味は、遊びとして禁止される。
仕事も禁止。社会とすべて切れたひきこもり
状態をつくり、両親のため、生きなさい。
と言われる。生涯、親と同居し親に尽くす
ことをめざす。家族のために朝から晩まで
仕事して、家族のために死ぬ。という生き方
がゴール。仕事だけしまくって、家族意外の
人間関係がない働くひきこもりに育てる。
黙ってにこにこしていれば、まわりが自然と
助けてくれる。と言われたとき、この医師は、
マジでバカだと思った。たぶん、彼自身が、
依存ばかりして自立したことがない。だから、
自立することを親への徹底的な依存、親孝行
と信じている。仕事も結婚相手も、患者が
選んではいけない。親が選べ。親の命令に
絶対服從しろ。と言われつづけた。
日本国憲法で保証された、基本的人権、
職業選択の自由、結婚の自由。就労の義務。
を否定する。医師に憲法を否定する権限
はない。親がいないとなにも自分でできない
人間にして、親が死んだらどうするの？
日本の精神科医療は、家族からの自立という
西洋社会のめざす世界を医療従事者が理解
しない。入院中の洗濯すらも、家族にやら
せるのが当たり前と考えている。自分で
できることは自分でする。という自立を、
医療従事者が邪魔する。趣味や仕事を
通じての社会との関わりを禁止して、
家族に全部たよれと要求する。
家族は面倒に耐えきれず、患者から逃げ出す。
家庭崩壊し患者は、社会的に完全に孤立する。
私は、家族に捨てられホームレスになり
生活保護申請をした。このとき、医師から
あなたは生活保護で一生働かない生活を
手にした。あなたの夢の生活だ。これからは
役所があなたの家族だ。といわれた。
生活保護は、彼が思う、黙ってにこにこ
してると税金ですべて助けてくれるという
制度ではない。役所が家族になるサービス
でもない。家の賃貸も、就職活動も、自分で
すべてする。 依存でなく家族からの自立だ。
ホームレスにならずに、働いて、生きる
ことをめざす。病気で自殺のリスクを
背負い働くことまでは要求されない。
働かない=甘えという人もいるが、たぶん
そういう人は、働く意外のことを家族に
依存していてそれに気づいていない。全部を
ひとりでするのは病気では簡単ではない。
生活保護は、就労の義務から逃げるシステム
ではない。住所がないと働けないから
住所をもち、働ける健康状態であれば働く。
生活保護=不正受給。働かないではない。
自分の力でだめなときにお世話になる制度。
そこから働いて社会復帰している人がいる。
日本の精神科医は自分の力で生きることを
完全否定する。親に依存して生活し、
親や家族にすてられたら、路上生活させ､
だめなら自殺しろと、患者に強制する。
日本の医療や福祉はドイツなみにならない。
日本の伝統的な考え方が家族からの自立を
否定する。私の親と、親を支配する姉は、
家族から離れて生きた経験が人生でない。
精神科医が、私の家族意外の人間関係をすべて
きらせたことが社会から孤立して自殺へ
むかわせる危険な行為と理解できなかった。
私をホームレスにすることが、命を危険に
さらすということも理解できなかった。
親は私を殺したいけど、自分では殺せない
から自殺に追い込んでいるのかもしれない。
私にこれらの指導した精神科クリニックでは、
患者が死亡した。それでもその医師は患者を
孤立させ、家族に徹底的に依存させる自分の
治療の危険性が理解できない
家族と同居し、家族に尽くすのが立派な
人間という日本の価値観は自立と反対だ。
子供に依存しまくりたいという親の都合だ。
親は、人生、楽をしたいから子供うむ。
都合よく、西洋と日本の理屈をまぜる。
親は同居しない子供をサポートしない。
同居しない子供は、精神的、経済的な
自立をめざす。でも親は、この自立に
努力があることが自分に経験ないから
理解できなくて、自立に全く価値を
おかない。親に、依存して親をべたべたに
サポートする同居しているひとりの子供を
特別に扱い遺産相続も特別にする。
子供を複数うむのは特別なひとりが死んだ
ときのスペアでしかない。日本はひどい。
親がまず、自分でできることは全部自分でし
親自身が自立しろと、思う。