プラハに行ってみて思ったことです。


ヨーロッパは沢山の国がありますが、国から国の移動も飛行機で1時間足らず。時差もあるところでも1時間。アメリカはサンフランシスコからニューヨークに行くのにも飛行時間は約5時間。時差は3時間あります。今回サンフランシスコからロサンゼルスも約1時間のフライトで、ヨーロッパがどんなに狭い地域に沢山の国があるのかよくわかります。


なのに。近くのウクライナでは戦争があるのにプラハは綺麗で安全な国でした。スーパーに行ってもいろいろなものが売っています。他の国からも出稼ぎが来る国です。


バスの日本語案内では最低賃金が月7万円くらいで、平均では15万円くらいが月収だそうです。その大体は冬の暖房費にひやすそうです。


近くの国では戦争があり、他の国は何事もないように暮らすことができる。


そして平気で観光もできる。自分もその一人ですが、なんとも不思議な気持ちでした。結局自分がよかったらそれでいいのが人間なのかな?隣の国が困っていても自分の生活は変えない?ウクライナの戦争がニュースの世界だけのような。


もう悲惨な世界は見たくない。ニュースを見るのをやめようかと思うこともあります。でもそれでいいのだろうか?なんだか複雑な気持ちになった旅行でもありました。世界の悲惨な出来事を見ても、自分に何ができるのか?何もできないのか?今でも考えています。


ヨーロッパに旅行して、言ってみれば距離としてはアメリカの隣の州が戦争しているのに平気で生活できるのか?という話です。国が違えば関わりない話なんでしょうかね?