エアラインに就職できたのは、知人がエアラインで日本人を探していると声をかけてくれたからだ。


マネージャーに会ってとんとん拍子で話が進んだ。


セキュリティチェックに指紋とかとるので本社に日帰りで行く。アメリカは広いので片道4時間のフライトだった。


全てのペーパーワークが終わって一冊のブックを渡された。


「さぁこれであなたは何処でも行けるわよ!おめでとう🎉」


えーっ!仕事よりも遊び?


その本はフライトベネフィットの仕方が書いてあった。フライトベネフィットとはスタンバイで乗れる飛行機には無償で乗れる。それがエアラインの最大の特権なのだが、もちろん私もそれが欲しくて就職したのだが、公にどんどん使えなんて言っていいのだろうか?


日本人社会だったら権利があるバケーションを取るのも肩身が狭いのでは?


日本の友人からはお休みを取るのがとても大変と聞いている。


これからの仕事の不安よりも、これからの楽しみを優先しなさいとはなんとアメリカ🇺🇸だろうかと思った。


他の人に気兼ねして遊びに行く必要がないんだね。ニコニコ


これが一番初めの驚きでした。