私の両親は、金銭管理ができない。そしてギャンブル大好き。
千円、二千円しか財布に入っていなくても、パチンコに行っていた。
しかも、それは生活費。
後のことを考えていない。
勝ったときのことが忘れられず、本気でパチンコで入ったら取り戻せると思っていた。
父はまじめに正社員では働いていたが、低収入でギャンブルをする余裕は全くない。
そのため極貧生活で借金取りに追われたり、私の高校の奨学金の使いこみ、私のお年玉やバイト代も盗むなどをやられてきた。
どうやってパチンコをやめられたかは身体を悪くして、身体が思うように動かなくなったからだ。
そうなるまでは、完全にはやめられなかった。
退職後年金だけの生活になってからも、ギャンブルの頻度は少なくなったとはいえ、金銭管理ができなくて、2か月に1度の年金を1か月もたたずに使ってしまうことも。
私が銀行の通帳カードをすべて預かり、必要な分をその都度、渡していた。
現金ではなく、クレジットの家族カードや交通系カードにチャージして渡してみたら、現金よりも罪悪感?金銭感覚?がなくなるのか、浪費された。
電車と徒歩で1時間くらいはかかる距離のため、頻繁に渡すことが難しいが、渡した分だけ使ってしまうので、振り込みにしたりして、がんばった。
今も、ギャンブルをしなくとも年金額は生活ギリギリだし、生活費の使い方がおかしいので、気は抜けない。
節約するように言っても、昔から値段を気にせず買ってしまうくせというか性格なのか治らない。
普通なら、○○円しか手元にないから逆算して、今日は△△円分までしか使えないという考えになると思うが。予算が立てられない。
手元のお金なくなったから、お金ちょうだいっていうし、
光熱費の支払い分で渡していたのに、食費が足りなくなりそれに使っていたり。
なので、余裕を持ってあげても結果は一緒なので、面倒だが少なめにあげている。
発達障害疑惑の両親には、何度言っても伝わらなかった。
自分の良いように解釈するし、わからないのかもしれない。
でも、現在は身体がしんどくて浪費することがなくなったので、だいぶん私の負担が減っている。