厳美渓で美しい景色を楽しんだ後、同じく平泉にある、
達谷窟 毘沙門堂(たっこくのいわや びしゃもんどう)
へ行きました。
坂上田村麻呂が、801年に征夷の記念に毘沙門天をまつった岩窟です。
こちらも国史跡に指定されています。
入り口で拝観料を払います。
こちらで御朱印も書いてもらえます。
↓鳥居が力強いです
ここから先、境内は
神域
とされているため、動物を連れて入ることも、虫や植物を獲るような殺生も、飲食も禁止です!
気が引き締まる…
どーん!
そのスケールの大きさに圧倒されます!
さっそく、階段を登り、中に入ってみます。
毘沙門堂の建物は火災により再建されたものですが、中には平安時代に造られた、
丈六不動明王像
などが祀られています(建物は焼けても像は助け出されたらしい)
お堂の中は撮影禁止なので写真はありません。
ひんやりした空気が漂い、しずかな気持ちでお参りできました。
ちなみにこちらの床下は、
禁足地
とされているようです。
お堂の中で、
最強の御札
と名高い、
牛玉寳印(ごおうほういん)
を購入しました
お札というか、護符。神棚や玄関に置くといいそうです。
千円で購入できるので、自分達用と、それぞれの実家にもお土産として購入しました。
お正月に数千枚を全て手刷りし、8日間祈祷してくれたものとのことです9月くらいには全てなくなってしまうので、通年置いてあるわけではないらしい
そして、もう一つの見所、
岩面大佛
です!!
あえて桜と一緒に撮ってみた
さて、どこか分かりましたか?
真下から撮影した写真がこちら↓
はっきりと大仏のお顔が!!
源義家が、馬に乗りながら、弓張で彫りつけたと言われています。
明治29年の地震で、胸から下が崩落してしまって、今の顔だけの形になっているのだそうです。
16.5メートルの高さに掘るって、単純にすごいなぁ(笑)
次は、
辯天堂(べんてんどう)
もお参りします。
仲良き男女は別々にお参り下さい
と書かれているため、仲良きかどうかはさておき(笑)、夫婦で来た人たちはみんな並んで1人ずつお参りしています。「弁天様は嫉妬深い」という説があるらしい
金運・商売の神様
しっかりお参りしておきました
鳥居の横には、とてもとても大きな杉の木があります。
奉行坊杉
と呼ばれています。
火災の時に、枝葉を失いながらも、後ろにある鐘楼や不動堂を守ってくれたそうです
そして、鐘楼、不動堂、金堂とお参りしながら歩きました。
こちらの境内の敷地はそんなに広くないので、見応えがありながら、30分くらいで全てまわることができます
そして、こちらの駐車場横の桜が見事でした!
綺麗に咲いてて嬉しい
青空に映えますね!
そして、次の観光地へ移動します