映画「PERFECT DAYS」観て来ました!
昨年、
カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞
を、主演の役所広司さんが受賞されたことで話題になって、さらに、
アメリカアカデミー賞 国際長編映画賞部門
の日本代表作品となっていることで、最近また話題になっている映画です。
公園のトイレの清掃員の、何気ない毎日
正直、映画祭やアカデミー賞で話題になっていなければ、すすんで観ようとはしなかったかも
しかーし
素晴らしい映画でした
まず、役所広司さんが本当にすごい
主人公の平山という人物が、ものすごい無口な男性で。そんな平山は一人暮らしだから、セリフがほとんどないまま日々が過ぎていくのです。
でも、だんだん、
あ、今嬉しいんだな
これが好きなんだな
これはイヤなんだな
という事が分かってくるんですつまり、表情だけで演技してるということ…!
素人目からみても、役所さんの演技が素晴らしいことが分かります
観ているうちに、平山の仕事の日のルーティン、そして、休日の過ごし方まで、映画の後半にはすっかり覚えてしまうほど、とにかく日々を繰り返す。
でもだんだんと、
平凡でつまらない毎日
と思っていた生活の中に、喜びを見出せるようになっていくのです
そして観終わるころには、
こんなふうに生きていけたなら
という、映画のポスターにある通りの気持ちになれます。
まさに、パーフェクトデイズ!
まるで自分が、東京の古いアパートで気ままに一人暮らしをしているような、そんな疑似体験もできたよう。
もっと、ずっと、観ていたい。
で、観終わったあと、自分の日々の生活を振り返ってみるわけですよ。
……………
うーん
なんか、ボーッと生きてるのがもったいないな
と思ってしまった。
もっと頑張ろ…。
そして、
もっと掃除も頑張ろ(笑)
↓この写真は、映画館まで歩いた時に撮ったもの。冬の豊平川です。