普段、ドラマってみてないんだけど

好きな俳優が出ているのは

初回をチェックだけする。にやり

 

前回のクールは

「松山ケンイチ」が出ていたのを

唯一、ラストまで見た。TV

といっても、

すべて録画で

昨日、やっと最終回まで見た(笑)

 

 

内容は、マツケンと深キョンの夫婦が

「不妊治療」に挑む…ということがメインで…

 

そして、

その隣人たちにもそれぞれ

ドラマがあって、

互いの距離を伸び縮みさせながら

絡んでいく…というもの。

 

同性愛、夫の離職と離婚問題、教育、

バツイチ男と前妻の子供、過去の虐待、SNS依存…

まさに現在の問題のオンパレード。ショック!あせる

 

でね、このドラマで

一番の存在感は

「高畑淳子」だった。

 

マツケンの母であり、

深キョンの姑という役柄。

 

プライベートでいろんな問題のある彼女だけど

そんなことは「置いといて」って

できるくらいの演技力。

さすが。

 

あとはマツケンの演技力もね。

 

不妊治療といえば、

私たちも7年くらいしたかな。。

40歳の誕生日まで。

人工授精も2回。

 

ドラマで出てきた「体外受精」以外はすべてやった。

 

だから、また記憶をたどることとなり、

ちょっと苦しくなる場面も多かったのだ。

軽い気持ちでテレビをつけ、

涙が出て途中で切ることも…。。

 

いつのまにかあの時の思いは

心の奥へと追いやってたことに気付いた。

 

 

いくつか手が止まるセリフがあった。。

 

「必ず授かるなら、どれだけでも頑張れるんだけどなぁ。。」

 

「(義姉の妊娠発覚に…)

 ほんとは心からおめでとうって言えなかった。」  

 

そして「リセット」と呼ぶ…生理が来た瞬間の絶望感。

職場に「明日、休ませていただけますか?」という罪悪感。

 

何度もまったく同じ思いだったことが蘇る。

 

それと、

松ケンの演技で

ダーリンがどれだけ辛かったかを

改めて思い知らされた。

私には見せないところで

泣いていたのかもしれない…と。。

 

 

で、

一番気になったのが

最終的にどうなるか。。照れ

 

 

赤ちゃんが「できちゃう」のか。。

それで万々歳って終わるのか。。

 

それがとても気になり、

最終回を見れんかった。。

 

[ここからはネタバレ。。]

 

 

 

 

そして結局、妊娠するも流産となり

治療に絶望した深キョンは

離婚を言い渡して実家に戻る。

 

 

来た…。。ショボーン

 

これが最悪なパターン。

 

このドラマで一番ムカついた流れだった。。

単純な流れ。。

 

 

そうじゃないんよ。

 

「私じゃ、旦那さんのことを父親にしてやれないから。

 私じゃない誰かとなら、それが叶うでしょ。」

 

恐れていたこのセリフ(笑)

 

 

あのね…

こう言えたら楽なのよ。

「離婚」って言って

その場から逃げられたら一番楽なの。。

 

何がつらいってね…

 

「赤ちゃんができないかもしれない生活」を

延々と過ごすってこと。

 

そこには

二人のいろんな想いが錯綜する。

いつまで「期待し続ける」のか…。。

さらに親戚の心無い言葉にも傷つき…

義両親への罪悪感。


 

それでも愛してるから

別れられないから

どれだけつらい思いをしたことか。。

 

きっと体験した人しかわからないんだろうな…

と思ってしまう。

 

最近だよ…

そのへんに居るこどもを

「可愛い」って心底思えるようになったの。

 

 

そして、最終回での

高畑淳子の言葉は

私の心を代弁してくれた。

 

「喜びや楽しみは誰とでも味わえるの。

つらいことを分かち合うのが…

それが夫婦でしょ。」

 

この考え方がどれだけ私の力となってきたことか。。

 

そして、

ラストシーンで

子供達がたくさん遊ぶ娯楽施設で

マツケンが深キョンの手をふわっとつなぐ…

 

 

まるで今の私たちとおんなじ雰囲気だなぁ…と

ちょっとホッとした。

 

 

こどもがいなくても

二人で生きてく…

そんな思いの二人にしか

生み出せない雰囲気を感じたんだ。。

 

 

 

 

今回は、

ただ私の考えとして

書きました。

 

不愉快な思いをさせたとしたら

ごめんなさい。。

 

 

今日は、チューリップをみに

竹田市の「原尻の滝」へ。。ラブラブラブラブ照れ