一つ前のブログ内容での「インドはヨーロッパほど EV車化に積極的ではない」

という内容の補足です

 

まずEV車の大前提は「地球温暖化」にCO2排出の抑制の為に化石燃料を

使わないという水戸黄門の「印籠」的な誰にも文句を言えない状態です

電気自動車自体は10年以上前からどの自動車製造会社が視野に入れている物で

実用化に向けての研究をしている物でした

 

例えば今の全世界の車がEV車と同じだけの物になるのなら 一台当たりの

単価は下がるでしょうが 今時点は国が補助金を出してもガソリン車の方がはるかに

安いです。

そして世界中があらゆる地域でEV車が実際に乗る人が出てきた時に

特に寒冷地での車のバッテリーの弱点と バッテリーステーション自体の普及の数

マイナス気温では 充電時間が長くなる(それでなくても 蓄電に時間がかかるのに)

事も明らかになっています。

そして その電力を作るのが化石燃料が今でも主流っていう事と

車を使用しない人も「電気代の高騰」に繋がっているのが今の状況です

 

現在次々に個人発信が出来るYouTubeを含めてのSNSでは 実際に使って見ての

良い所もありますが それ以上の買った事を後悔するコメントの方が多いです

 

最近のYouTubeでは オーストラリアですけれど 電気ステーションのシステムを

持っているアメリカの会社が 撤退を表明していています

採算が取れないのですから当たり前ですよね かなりのシェアを持っていたのが

撤退するのですから オーストラリアでEV車を持っているユーザーは

とても深刻な状態です

 

インドの話に戻しますが

多くの自動車製造会社は 車が日常使っている国に対して売り込み対象に

していました。

インドは土地の広さや人口的な面からいうとポテンシャルはありましたが

どこも目をつけない時に スズキがインドに進出しました

 

スズキが受け入れられたのは その時のインドにとってはスズキが合っていたのです

企業はいかに少ない投資で最大の利益を求めるもので

1台の単価が高いほど儲かります 薄利多売にお金を使う事はしたくないっていう考えとも・・

 

インドで販売された車は「スズキのアルト」を基本とした800㏄のエンジンにした車でした

アルトですけど 私の記憶では販売価格「47万」が 女性や何とか車が欲しいって

人にとっては手に入る金額って事で 今の国内での日本が軽四がこれだけ走るきっかけでしょう

 

そのノウハウを熟知している会社だったという事だけでなく

現地に合っているインド仕様にも「物作りJPAN」の本領を発揮しています

インドの道は舗装されている所が少なくて 悪路を走る為の耐久性も求められていました

スズキも大変な努力をしたと思います

(一時スズキは 倒産の危機もありましたが 国内の販売台数よりもインドでの

販売台数の方が多い時期もあり それも倒産を免れたのだろうって思います)

 

私は日本人の思考が誇らしいと思ってます

現在車を買いたい人やEV車を持っている人が次の車の検討するのは

ハイブリット(HV)かPHVってなっています

ハイブリットのノウハウは トヨタが飛びぬけていますけれど

ハイブリット自体の主な特許は トヨタは無料で公開しているので

どの車製造会社でも作る事が出来ます(この辺トヨタすごいって思う)

 

少し追加的な話ですけど

インドは 自由主義国家と違う面があります

それは インド国内での宗教と カースト制度(身分制度)があるって事で

それはインドの歴史を理解していないといけないって事だと思います