先週末
東京の鷺ノ宮にある古民家asagoroにて
音楽家・打楽器奏者である松本一哉さんのライブがありました。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20160725/21/kinako-38/1b/45/j/o0480048013706608410.jpg?caw=800)
全国各地を回ってこられた
アルバム「水のかたち」リリースツアーの56回目であり
千秋楽。
いちばん近くで「音」を体験したいと
早めに会場へ
しっかり一番乗りで特等席に座る。
![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20160725/21/kinako-38/28/42/j/o0480048013706610872.jpg?caw=800)
開演。
「ジャッ。」
それはサンドペーパーを擦った音から始まった。
さっきまでざわついていた
場の空気が一気に変わる。
私が松本さんのことを
この人すごい。と思うのは発想の柔軟さ。
「○○はこういうもの」という概念を
いとも簡単にぶち破ってくる。
色んな音具が並ぶ中
最初の一音が
サンドペーパーですよ。
「やられた~!」って思う。
この「やられた~!」っていうのが
嬉しくてたまらないのです。
誰かや何かを通して
想像や予想を越えて
そうくるかっ!って思う瞬間は
この世界の面白さを
新しい側面を
またひとつ
知ることができる瞬間でもあるからニヤけます♪
松本さんはそれを「音」の色彩で体験させてくれる人。
波動のひとつひとつを追いかけ
時に繊細に
時に厳しく紡ぎながら波紋で飛ばしてくる人。
音のスタンド使い(笑)
実際に目の前で聴いていた私の体温が上がってしまい
しばらくたいへんでした。
ライブは即興演奏。
シンギングボウルの使い方だけでいうと
マレット(バチ)で叩いたり
スティックでふちを擦って音を出したりするのがほとんど。
でも松本さんの場合
もちろん用途も違うのだけど
シンギングボウルに鉄の玉を入れる。
それを揺らす。
なんですよ。
その他にも
例えばトライアングル。
もしあなたなら、どう鳴らしますか?
音楽の時間で習ったイメージだと
鉄の棒で「チーン」って叩く感じかな。
松本さんは違うんです。
叩いて回します(笑)←この音がものすごくいい!
例えば鈴(ベル)
叩いて「チーン」ではありません。
ナウシカの持つ「蟲笛」のように回します(笑)
「森へお帰り」のごとく
「自分の魂のもとへお帰り」な気持ちになります。
あっという間の1時間。
ずっと聴いていたいって思いました。
ライブを終えられたあとの一枚。リリースツアーお疲れさまでした。
また聴きに行きます♪
松本さんの最新出演・公演
![→](https://emoji.ameba.jp/img/user/so/soukou/1014298.gif)
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![image](https://stat.ameba.jp/user_images/20160725/21/kinako-38/88/07/j/o0480048013706613422.jpg?caw=800)
ライブ特典で頂いた未発表音源。これまたいいのだわ♪
人間ひとりひとりの存在が持つ才能って
ほんとに凄い。刺激を受けます。
私のまわり。素敵な人たちだらけだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160413/20/kinako-38/f9/f9/p/o0340034013619612252.png?caw=800)