最近上席がAI活用に凝っている。
選択と集中、今までのやり方を見直せ、とのトップの指示により
いかに人を減らして業務を遂行するかを考えているらしく
この前からある作業の効率化に目をつけて
「これ機械化出来ないかな」
と、まずは私に聞いてきた。
「このままのデータとして扱うなら出来るんじゃないかと思いますけど
これそんなに単純じゃないですよ。○○したり××したりして
元の資料をかなり加工して実態に近づけてるもんで
そこの精度を下げて、ただのデータとして処理するなら
可能でしょうけどね」
と答える。
「他の会社(同業の)はどうしてるんだろね」
「いやぁ、元々うちの会社が細すぎるんですよ。ベンダーさん達にもよく言われるじゃないですか。よそはそこまでこの仕事に凝ってませんて」
きっぱり言う。
そう、ここまで細かく精査するのは、他でもないこの上席が細かいからです。選択と集中を妨げているのは、そこです。
言えないけど悟ったらしい。
そーっと離れていった。強いぞ私。
しかし彼は粘り強いのである。
果敢に違う方向からアタックを仕掛ける。
次は私の直属の上司。
「AIで処理出来ないかな」
「出来るとは思いますけど、この仕事している二人の仕事がなくなりますね」
この二人というのが、コロナ旋風により在宅勤務を余儀なくされている
持病持ちの方々。
うちの職場でリモート出来るのがこの作業しかないもので
現在専門でやっていただいている。
別の方向から潰される。
そしてはたまた、今度はシステム担当に聞いてみる。
「これ出来ないかな」
「あー、前に一度聞いてみたことあるんですが、
ひと月八十万から百二十万ですって。
どんな高給取りやねんってことで却下しました」
これでこの提案は完全消滅した模様(笑)
逆に私らにその金額の価値があるということで、給与に反映してくんないかなぁ~。
