期限3月末の映画館のチケット、4月まで延びたけど
いやいや来月の方がむしろヤバイんじゃ?
とのことで、28日土曜に使用決行。
公開延期となった映画が多いのか、観たいと思うものがない
困惑のラインナップ。
仕方なく、その中では最新作と呼べるであろう「Fukushima
50」を選択。
ネットでの評判も良いようだし。
ただ、この気分の下がりまくりの時期に観るのは
まったく気が進まなかった。
フクシマのことも原発のことも本気で心配はしているが、リアルで辛いこの時期に更に過去の辛い思い出をもう一度なぞるのは・・・。
映画はかなりのリアルな感じで作られていて
疑似体験が凄い。
当時よく新聞テレビで見た吉田所長に、渡辺謙はビジュアルも似せてきたので、ますます錯覚する。
困難に次ぐ困難、ミッション成功、ごくささやかに笑いも入れて
緩急よく観れた。
が。
一つだけ変な違和感。
菅直人の役だけが変な誇張をされていた。
確かにタイミングとしては、そこじゃないだろう。
邪魔しに現場に向かったとしか思えない、と、
当時も随分叩かれていたし
総理としては冷静に欠ける性格もあったのだろうという人ではあるが
映画では異常なテンションで怒鳴り、周りをかき乱すだけの人として
描かれていた。
東電本店の無能ぶりは経営陣としてステレオタイプに見る感じを
リアルに出していたので、そこはフォロ-する気はないのだが
菅総理は「イラ菅」という渾名な位
イライラを出すタイプではあったのかもしれないが
理不尽に怒鳴り散らす人とは思えない。
さすがにそんな人は一国の総理になれないだろう。
で。
この映画、どこを対象に、どこまで公開をする予定なのかは知らないが
もし世界のコンクールに出すつもりなら、あの首相の描き方は
日本のイメージダウン甚だしいので、ちょっとやめて欲しかった。
他がリアルに、世界に真実を知ってもらうために精密に作ろうという
気持ちを感じただけに、あの総理キャラは
日本を代表するリーダーとして恥ずかしくはない程度にして欲しかったなぁ。
終わった後、友人が真っ先に言ったのは
「今もひどいけど、あの時よりはマシな気がしてきた」
だった。私も超同感。
コロナによる感染、経済崩壊の危機はヒシヒシと感じるし
我が職場も非日常業務に忙殺されているが、それでも原発崩壊危機に比べれば、れば。
こんな時期だから、週末のランチ予約なんてとても取れないという店も
フリーで入店出来た。
客は三分の一の入り。充分に距離確保も出来てしまう。
(映画館も横一列に一人か二人、という割合だった)
笑って愚痴って豪華なランチも食べて、元気をもらった。
金曜の夕方から上席会議を行っていたので、いよいよ私の持ち場も
明日から本格的にコロナ対策体制になっていく筈。
手間が増え、仕事量が増え、もしかしたら慣れない業務が入ってくるのかもだけど、なんとか乗り切っていきたい。
リモートワークをしていた疾患持ちの二人も、別室業務になって戻ってくる。
伝染さないように、そして伝染らないように。