4月になりました
新生活が始まって、
ワクワクソワソワされている方も
多いのではないでしょうか。
7ヶ月に突入した息子ちゃん
離乳食をスタートさせて
2ヶ月が経ちました
私は、今まで『食』に携わる
お仕事をさせてもらっていましたが、
赤ちゃんの食べる食事を作るのは
もちろん生まれて初めて。
小さな小さな一品を作るのに、
下処理・茹でる・すりつぶす・裏ごし等……
案外手間がかかるんですね
(改めて、世の中のママさんを尊敬)
新しい食材として『オクラ』を
食べさせようと、
調理方法を調べてみると、
表面の産毛を取る
種を取り除く
という下処理が書いてありました。
これを見た時に、
私が20代の時にお世話になっていた
割烹料理店での仕込みを思い出しました
画像はお借りしました。
正直、オクラって
そんな高級食材ではありませんよね
ちょっとした付き出しに使うか、
和え物・椀物の彩りに使うか、
決してメインを張る食材ではなく
どちらかというと脇役だと思います。
そのオクラを、
一つ一つ丁寧に、産毛と種を取る
和食の下ごしらえを見た時に、
「なんて行き届いた心配りだろう」
と、感動したのを覚えています。
お客様は、気付かないかもしれない。
でも、そのひと手間が
なんとなく心地いいお料理を
引き立てているんですよね
赤ちゃんだって、
オクラの下処理なんて
知ったこっちゃないので
何も思わずにムシャムシャ平らげる
かもしれないし、
いらなーいとスプーンを放り投げられる
かもしれない。
でも、いつか
食べることが好きになってほしいから
ほんのひと手間、
がんばってみるね