骨折後6日め・手術日 | きなこ日和 ~キャッスルマン病あれこれ~

骨折後6日め・手術日

いつの間にか、うとうとしていたらしく看護師さんの名前を呼ぶ声で目が覚めました。
朝、服用する薬を飲んで(手術前の最後の水分補給も兼ねて多めに)、
『あぁ、とうとう来てしまったなー』とぼんやりしていると、
手術着への着替えを促され(初めてのT字帯!)程なくして手術室のある階にベッド移動が始まりました。
この時にはドキドキを通り越して、どこか他人事のような気持ち。
手術室のあるエリアの自動ドアを抜けると、準備万端で待ち構えているオペ室の看護師さん達。
一気に緊張MAX!!
いよいよ手術室です。
手術台に乗せられると、助手の麻酔医さんが麻酔薬を点滴するための針を刺そうとしてましたが、なかなか入らずもたついてると私の頭の上から厳しい言葉が。
どうやらメインの(?)麻酔医の先生は私からは見えないけど、頭付近にいるらしい。
次にメインの先生は看護師さんにも何かチェックを入れてたみたいで、なんとなく女王様チックな先生でした。
それらのやり取りが面白くてついつい観察しまくっていたら、口元にゴムのマスクがあてられました。
『あー、このマスク日本製だー』
と思ったのを最後に意識が無くなりました。
その間、どれくらい経ったのか?
体感的にはまばたきして目を開けたら終わっていました。
そして突然感じる喉の違和感!
意識が無い間呼吸を助けるための管が入っており、それが引き抜かれてやっと目が覚めました。
『終わった~!』
と、安堵する私に執刀医でもある主治医の先生が告げたのはひどく衝撃的な一言でした。
「手術、中止になりました。」
・・・・・・・・。
は~っ!?びっくり