自分は無宗教なのですが、「これ、天のおぼしめしかしら」と思う不思議なことがたまにあります。
この間から読んでる分厚い本『証し』。
日本のキリスト者の半生を聞き書きした記録です。
なんでこの本を予約したのかは忘れておりますが、新聞の書評か何かかな?
私は若いころキリスト者である賀川豊彦さんの伝記をマンガにしたことがありますし、御影のとある教会のウクレレ教室に通っていたことも。
知識として、キリスト教を理解したい、という気持ちはあります。
しかし
この本の分厚さよ。1090ページ以上です。
お1人に5〜7ページくらい、多い方は15ページほど書いてありますので、ざっと100人くらいの方が登場されているでしょうか。
あまりにも、延々と続くキリスト者の人生に、途中で挫折しそうになりました。
100ページを超えたころ、ため息をつきつつ
パラパラと後ろのページをめくったら、173ページに緑色の付箋が貼ったままになってました。
社会運動家で、神戸の貧困街に住み…という言葉が目に入りました。
ハッとしてそのページの文章を読むと…
やはり賀川豊彦さんに関わりのあることが少しですが書かれていました。
御影教会の吉新(よしあら)さんの記事でした。
読みたい記事に引っ張ってくれた、という感覚でした。
神戸市の図書館の本なので、やはり地元の記事にどなたかが付箋を貼られたのでしょうか。
(付箋はこのまま貼っておこう
それから・・・
全部を読むのが大変ならば、まず最相さんの解説した5篇の「十字架の風景」を読もう。
そして
神戸や阪神間の方の項目を読もう。
長崎の島々や佐世保市の方のも読みたい。
また、第二次世界大戦時のキリスト者は?
コロナ禍では?
と、どんどん読みたい項目を探しながら読み進みました。
最初から最後まで順序よく読まなくても、満足できる読書となりました。
賀川豊彦さんのマンガは2022年に紹介しています。
話は変わって、今朝のことです。
朝、フルーツソース用の苺を買いに家を出て、マンションに戻るとポストにレターパックが入っていました。
勤めていた老人ホームの施設長(女性)からでした。
手作りのポーチを私に送ってくださったのです。
追いプレゼント、みたいな
手縫いでひと針ひと針縫ってあります。
驚いたのは色あいです。私のお財布と色調がぴったり。今、買ってきた苺の絵柄もあります。
何 この符号
お礼のLINEを送ると、その方も「運命的な写真に感動」という言葉を返してくださいました。
何か、心が豊かになることが次々と起こる気がしています。