『水車小屋のネネ』、一気に読み終わりました。
この本、500ページ近くもあります
目次をご覧ください。
10年おきにお話が続いていきます。
有田焼の亀さんがお手伝い
有田駅前のお店で買いました。
第一話が1981年。トットちゃんの本が最初に出た年ですわ。
メインの登場人物、理佐が18歳、律が8歳。
この2人が、母親の家を出て2人で生きていくことを決心します。
そして10年ごとに物語が展開していくのです。
いやぁ、第一話だけで、単行本1冊分のボリュームあります。
2月9日の夜から読み始めて、第一話読了・・・
夜中の1時過ぎてました。
次の日はお弁当作らなくていいけど、もう寝ないとね…と本を閉じて。
翌日、一気に読み終えました。
おもしろいです。肉親ではないのに差し伸べられる人の手の温かさに泣きます。
しかし、
なんだろう。自分自身との妙な共通点にも驚かされました。
うちは父親が40過ぎという若さで亡くなったため、同じように母親だけで育てられました。
母は仲のいい男性(関係はわからん)はいたものの、子どもを見捨てることなく、育ててくれましたが。
私も美大に、せめて短大に進みたかったけれど、どう考えても家計が大変と思って、神戸から友人の面接に来られていた生協の面接を急遽受けて、ちゃっかり内定。18歳で家を離れました。
私の姉が洋裁が得意で、地元の縫製工場に就職したり、妹も手芸が好きで、今も手芸屋さんで仕事をしたり。
背の小さな小さな絵描きの杉子さん
絵本のイラスト描いてたり。
私など足元にも及びませんが。
律が卒業後、陶器の会社に就職してましたが、私の実家は長崎県の窯元でした。←過去形。
理佐がコーラスグループの衣装のお世話をしていましたね。私も団員の傍らチラシなどの制作をしてました。
しかし、小説のタイトルになっているネネ…
ヨウムという鳥さんの存在。
これは共通点がありません。
亀さん、しゃべらないもんね
しゃべったら楽しいよね。なぁ
ヨウムさんのYouTube楽しい
ああ、楽しかった。この本、最高だった
すぐに図書館に返しに行きます
最後に素敵なコーラス。
女声合唱団「きらきら湘南」さんの
『春よ、来い』を聴いてみませんか?