夫が退院してから、野菜多めの食事を三食用意しています。
37度にもなる酷暑の台所でドッと汗をかき
そのあと、クーラーの効いた部屋でひと休み。
そして、読みたかった本をいっぱい読む・・・幸せすぎる
そんな毎日です。
田舎の母も気になりますが、施設のお便りに元気そうな笑顔が写っていてホッとしました。来月には会いに行くよ〜
最近読んだ本の中では、これ
台湾の少年。
全4巻のうち、1,2巻を読みました。
一人の台湾人の青年の人生を通し、台湾の現代史を描き出します。
日本の統治時代を経て、台湾は混沌の時代へ。
ろくに捜査もなされずに、蔡(サイ)さんは政治犯とされ懲役10年に。
人のオシッコがかかるような床で寝起きとか...キツイ。
同房の人が名前を呼ばれて銃殺も...
図書館で3.4巻を予約しているのですが、3巻は14人待ち。
なのに4巻も14人待ちなのに貸出可能だって。
調べると、蔵書数は、2冊。
おかしいなと思って、予約カゴに入れてみたら、返却待ちの順番が14と訂正されました。良かった。同じころに届きそう。
絵も、素敵です。1巻は線画なのですが、
2巻は黒い原稿用紙に白い絵の具で描いたの?と思うような、切り絵風。
暗くて、重くて、雰囲気がガラリと変わっています。
パソコン上で描かれているのでしょうか。今時のマンガの描き方を学びたい〜と思いつつ、できていない自分
(まず、古いMac10.11.6を買い換えなくちゃね。アメブロの画像も表示されません)
この本のことがよくわかるサイトです。
もうひとつ、おすすめは、この本です。
ラブカは静かに弓を持つ。
ラブカというのは、深海魚。
楽天にぬいぐるみがあったよ。あら〜
お話は著作権の管理を行う団体に勤める青年が、音楽教室でポピュラー音楽がどのように使われているか、などを知るために、スパイとして潜入します(著作料取れるんちゃうかと)。
実際に、ヤマハ音楽教室に同じような潜入捜査があったようで、そのことが元になっているようです。
でも、読み終わったあと、決してイヤなものは残りませんでした。
幼いころからチェロを習って、ある事件から弾けなくなった青年の、心の癒しの物語でもあるからでしょうか。
私もヤマハ音楽教室に通ってる身(青春ポップスで歌謡曲歌いまくってる)
先週、講師の先生に、「この本おもしろかったです」と、おすすめしてきちゃいました