先週、灘図書館に本を返しにいったとき、震災関連の本棚にこの本を見つけました。
自分の脳みその記憶を呼び起こすために借りてきました。
阪神大震災 食のSOS―被災地芦屋の食の記録/災害と食の会

¥1,529
Amazon.co.jp 中古品のみあります。87円+郵送料とかで。
私が住んでいる神戸市東灘区のお隣さん、芦屋市はリッチさで全国的にその名は有名ですが、
実はとっても小さな自治体なんです…
人口も震災当時8万人台、現在も9万3千人ほど。
(kinkiの光一王子
を育んだ土地としてあまりにも有名ですよね)←すみません、ジャニ魂がひょっこりと。芦屋市も南部を中心に地震の被害がそうとう大きかったのです。
阪神淡路大震災のときも交通が分断され、「支援物資が届かない!」と言っていましたが
東北の被害エリアの広さを考えると、きっとまだましだったんでしょうね。
小さいコミュニティだからこそ、動きやすい、把握しやすいという利点もあったんでしょう。
ボランティアと被災者自身による炊き出しが早い時期から行われていたようです。
ある避難所の炊き出し日誌によると(複数の団体によるものもある)
1月24日 みそ汁
29日 かす汁・うどん
2月4日 うどん・豚汁…と、当初は温かい汁物が中心。
11日になるとメニューは「ぜんざい・おでん・サラダ」とバラエティ豊かになっていき、
3月4日には「ちらし寿司・ふろふき大根・吸い物・豚汁・サラダ」と行事食を意識したメニューも。
別の避難所では2月8日「ご飯・みそ汁・のり・卵・カレー・サラダ・豚汁・おしるこ・コーヒー」と
1日複数回の炊き出しが行われていることがわかります。
献立のポイントとして、こういうふうに書かれていました。
和風を中心に 味がポピュラーで万人向き。安い季節の材料が使える。
普通の家庭料理 ご飯もの、汁もの、和え物、煮物が中心。揚げ物は少なく。洋風・中華風の場合も脂肪分は少なく野菜がたっぷり入っているメニュー。
タンパク源は鶏肉・卵・豆腐・豚肉・あいびき肉・魚(練り製品含む)で、
消化がよく、咀嚼に苦労しないもの。
歯の丈夫じゃないお年寄りを考慮したメニューは、小さい子も一緒に
皆が食べられるメニューなんですね。
避難所暮らしも長くなると…
「またけんちん汁?」と言われてショックを受けたボランティアさんもいたとか…。
作る側もボランティアに助けていただく側も「ああ、よかった」って思える炊き出しが理想だし
「肉じゃがの準備してきたけど、昨日もそうだったって。クリームシチューに変更しようか」などと
柔軟に対応することも必要かも。
(もっとも、メニューを含めてコーディネイトする方がいたら重なることもないんでしょうが)
今、気がついたのですが…
ふだんから地域のお祭りなどで手作りの模擬店をやったりしておくことって…炊き出しのいい訓練になるかもしれませんね
普通のご飯のありがたさ
