私の祖母は横綱でしたブーケ2

つま

                 祖母(故人)の100歳を祝って描いた肖像。
              お祝いパーティーに帰省できなかったので、これを描いて送ったの。
               祖母は絵を見て「いや~、歳とったね~」って言ったそうです。
       少し若く描くべきだったかな? リアルすぎてもだめなのね。いくつになっても女なのよね。


皆さんは、「女相撲」って、ご存知ですか?
今、スポーツとしても国際大会とかあるけれど、
実は日本の各地に、昔、女相撲があったんですよ。

私の育った長崎県にも、少なくとも40年前までは
「女相撲」が残っている町がありまして、
私が生まれた佐世保市E町もそうでした。


でも、40年前、子供時代の私が見た女相撲は「戦い」というよりは、
相撲甚句という歌に合わせた振りって感じね。
昔は戦ったのかもしれませんが。

なにかのお祝いの際に余興として演じられた「女相撲」は、
肌色のシャツとモモヒキに化粧まわしをしめ、土俵の周りを歌いながら踊っているって
感じでした。

ガタイの良かった母方の祖母(私が生まれたときバケモノ言うた…11月18日のブログ参照)は
なんと横綱役だったのです。
父方の祖母は小柄だったので「太刀持ち」の役でした。

私の母親は若いころ砲丸投げの選手!で、祖母譲りのガタイの良さ。
そのため「次期横綱に」と勧められたそうですが、

「恥ずかしか!!!」って断ったそうです。

私も子どものころ、町では子ども相撲大会があって、
女の子も参加していたの。
イヤだったわ~。ガーンだから恥ずかしいというのはよくわかるんだけど、

母の言うには、戦時中など、若い男たちが出征した町(そのころは村)には
楽しみが少なく、そのため女相撲が盛んだったらしいのですが、
どうやら母の口ぶりでは…

イヤラシイ目で見られるのがイヤ!!って
ニュアンスでした。

うわあ…、徴兵されないジジイの皆様と、残された若妻たち…。
体の線バッチリの肌着に「まわし」。(ブラなんてないのよ!)

キショイわ!!! なんかエロイことでも??? って、想像をかき立てられませんこと?!!!

      小いちご