貼り絵の見本をつくってみました。「私の好きな花」はコスモス。
『ターシャの庭』という写真集にあったピンクの花がすごく脳裏に残っていたので。
今日はデイケアセンターの利用者さんにアートセラピーを楽しんでいただきました。
利用者さん、つまりお年寄りの方とは初めてです。

どのくらい絵を描くことができるのか、ハサミやノリをどのくらい使えるのか、
まったくわからないため、一番簡単に取り組めるものを…と、考えて
貼り絵にしました。
ベースとなるものは、上の絵の「女性の横顔」、かご、プランターの3種類です。

描いていただきます。それを切り抜き、貼り絵のメインにします。

それぞれのお好きなデザインで配置していただくのです。

結構時間がかかりました。

きれいでしょ。

みられましたが、ドラマでも見ながら、
少しずつ切っていくのは楽しいもんです。
このあいだ、岡本駅近くの堀萬昭堂(文具屋)で、
和紙を花などに切った「貼り絵セット」が売られていたのですが、
小さいの数枚で百数十円もしてました。(これ、内職の口ないかしら。ふふふ)
さて、教室風景です。
反省点その1。自分の花を描いてもらう前に
見本を見せたりベースの画用紙やお花を机に配ったので、
花を描く前にさっそく配置を始めた方が…。
順番って、大事。くばるのは後にせなあかんわね。
好きな花を描いてもらう。「あの花がいいけど、描けません」という声多し。
きなこ、「じゃ、私描きますので、色塗ってくださいね」と
絵描きパワー炸裂じゃっ。
キキョウ、コスモス、ヒガンバナ、ヒマワリ。

…しかし、「コチョウラン」には苦戦! 庶民には遠い存在ゆえ…。トホホ。
しかし、複雑なヒガンバナをはさみで丹念に切り抜いておられる姿、
ご自分の好きな色合いで、配置をあれこれ考えておられる姿に、
もーう、うれしくなりました。
反省点その2
参加される方が予想より多かったので、お花アッというまになくなる。
とくに、赤系の花。紫の花。濃い花人気。
まだ、貼るの? もうベースのカゴが見えなくなるよ…と思うくらい
貼付け続ける方も。あるだけ貼ってくれーと、もうおまかせよん!
「あんなうれしそうなお顔、久しぶりに見たわ」という職員さんの声!!
ああ、よかったな。

初めてのアートセラピーですから、楽しさ優先、「みんな個性が出てみんなステキですね」で
大成功!…なのですが。
一つ事件が。
お一人、おエロな爺さまがおられて、
わたくし、胸とお尻をポンポン、って、タッチされましてん。
ギャーッ、好きでもない男性から触られたの、痴漢以来30年ぶりですわよ!
キャッと驚きはしましたけど、とくに大騒ぎはしませんでした。
でも、もちろんいい気持ちはしませんものね。
ああ…、男って男って…。
エロじいさん対策、考えなくてはー。
それにしてもcoco-aの講師陣で一番年上の私を? なして?

