↓イメージを絵に…「あたたかい、やわらかい」
yawaraka,atatakai
世はまさに「食育」ブーム!
ほーんと、よく目や耳にしますよね。(えっ? しないって?!)ショック!あちゃー。

じゃ、この7月15日に「食育推進基本法」なるものが施行されたこと、知らないかも?
国と地方公共団体と関係団体(学校や地域など)と一致団結して「食育の応援団」を作ろうとしているんだって!
そいで「食育を国民運動にしていこう!」とハッパをかけています。
誰を応援しているの?  というところがはっきりせえへんの。
各家庭かなー?
子ども向けパンフレットを見ると、子供たちに直接「コレコレこういう訳で、食べることを大切にしてねー」と訴えているので、もしかすると、「お母さんたちがもしアレでも、しっかり生きていけるようにー」というねらいがあるかもしれません。
…考え過ぎ?

国の政策なので、地方公共団体などでは「うちはどうすんねん」って
いろいろ考えてるでしょうねー。

私が以前勤めていたとある生協では、それこそ30年も前から
「食」の取り組みがなされていましたので、
私めもずいぶんと勉強させていただきました。

食べるということを大切にする
なにを、どれだけ食べるといいのか、「食べ方」「選び方」を知る

この二つは、「おうちのごはん」を通じて、子どもたちに伝えたいと思っていること。
でも教育的指導しすぎると、今のワカモンたちって、「ウザー」と感じてしまいます。

そこで 「イヤー、今日は野菜高かってん。そいで海藻サラダにしたんよ」
「ピーマンだけはいつも安いなぁ。これってこんなに緑色濃いのに淡色野菜やねんて。今は農法が昔と違うせいか、カロテンが少ないんやな。ま、そのぶんたくさん食べたらいいんちゃう?」
なんて、さりげなーく話したりします。(母は苦労しますなー)
二男は佐世保のおばあちゃんちでの暮らしと手作りの野菜がお気に入りなので、
「わし、シシトウのほうが好きやな。朝ご飯にシシトウとハムの炒めたやつ、よく出てたやん? 」 
長男「若者は炒めもん好きやと思ってるふし、あるよね」
「いや、おばあちゃん 炒め料理、自分でも好きやねん。揚げ物も」
「最近、ダイエットしとんやろ?」
「だからカロリーの高いもん、朝食べとるゆうてたわ」…って、
どんどん話が出てきます。
 
食事中に母親に栄養学の講義をされたらいやでしょ。
だから、少々正確さに欠けても
「いろんなもん、少しずつ食べるといいよ」
「便秘? 乾物がイイよ。またひじき炊いとくし」…みたいな。


あと一つ、わが家の食育としては、
台所に親しむ
ということが、まだまだです。

お手伝い程度ならどんどんやってくれるし、
自分のお昼ご飯や夜食くらいは作っています。
でも「よし、今日はワシがご飯作ったる」…的な積極性がありません。
え? たいていそうなん? そんな子おらん?
 
でも、思いだすとですね…。
私めも結婚するまで同じ程度だったような…。
お菓子と鍋物くらいしか作れなかったような…。キャーえっ


私も何年も前から食育カンケーの本に携わっておりまするが。
たとえば、このような…。(偕成社刊)(著者/坂本廣子)
本1
この中で、わたくし、「痛恨のミス」をしでかしているのですよ。

それはp.33の下段。
すみっこ。カッコ書きで(中日の井端スタイル)と書いてあるのは横浜の種田の誤りです。
種田選手は横浜の前、中日にいたんです。それはいいとして、なんで井端と間違えるかな。しかも作画中はシーズンオフだったし、プロ野球ファンが私以外いなかったということもあり。しょぼん

偕成社の担当者Cさんからは「ま、影響少ないかな」と慰めの言葉。
教訓。紙面での遊び過ぎには注意が必要。
図書館や本屋で見つけたら「これやな。アホやー」と笑ってやってください。
なに? お近くの図書館に無い?
それはあかん。すぐリクエストを!???

反転