夢/うるるん  塀のような町  
 2005年8月31日の夢

なんじゃ、こりゃ?…でしょ。
私は「うるるん滞在記」みたいな番組の取材でヨーロッパのある国を訪れている。

そこは塀のような薄っぺらいになっており、その崖で暮らしている。崖の上部は岩がむき出しだが、植物はびっしり生えている。一番上では、めずらしい果物がとれる。

原始共産制のような町(なんかこんな言葉が浮かぶ)。
食堂では野菜たっぷりのヌードルスープみたいなメニュー。
青いネギを入れてほしいのに私の皿には白く太いネギ。「気分が悪くなるので食事は少し押さえた方がいい」と思う。
同行の人たちがフォカッチャのようなパンをおいしそうに食べている。私はうらやましく、「明日食べよう」と思う。

遠くから撮るとこの町の全体像がよく見えるよ、という住人の提案でここから離れた町にも行くことにする。そこで、着替えることに。私は黄色のTシャツを選ぶ。猫の絵が描いてある。サイズは少し大きいかも。そこで食堂のおばさんに尋ねると、「ちょうどいいよ」と言ってくれる。 
(そこで目覚める)

なんでこんなに詳しく覚えているのかというと、昼間、居間で、ついうとうとと寝てしまい、起きてすぐ、「なんなの、この夢は!」と思ってメモしたから。

「夢の絵」はアートセラピスト養成講座を受講中、宿題として出されていましたので、
寝室にはいつも「夢ノート」を置いています。
「あっ、夢見た!」と思って目覚めたら、暗闇の中でもノートにメモします。ミミズがのたうちまわったような字ですが、すぐ書かないとダメ! 忘れてしまうんです。

私なりの感想
このころ、私は夫が休日に家に居着かないことに大きな不安を抱いていました。
この塀のような町の内側は深く暗い「がらんどう」になっており、
私の心の闇のような気がします。
 
また、食堂では思い通りの具が無かったり、人の食べているパンをうらやましく思ったり、2度も「残念」な気持ちを感じています。
気分が悪くなるのは危険で不安定な土地のせいかもしれません。

このように、夢を見た当初は不安感だけが大きく私を襲いました。
しかし、1年近くたってみて、そうとばかりも言えないぞ…と思えてきています。

着替えで選んだシャツは黄色
カラーセラピーの本を見ると、
「大事なことにハッと気づいたとき、やりたいことに目覚めたとき、多くの人はイエローを選びます」
「イエローを選ぶ人は、将来に不安を感じていることが多いようです。」
「おしゃべり好きだけど、肝心なことが言えなかったり、的を得ていない場合が
あります」
とあり、不安のなかにも転機、気づきを感じさせてくれます。

しかも、食堂のおばさんから、「大丈夫だよ」という意味の言葉をもらっているのです。

夢って 不思議だね。星空そう思いませんか?上向き