会社に属していないと、外に飲みに行く機会がホントーに少ないです。
結婚する前は飲み会が大好きだったのにー!ビール

去年は海外に住む友達Mちゃんが一時帰国したときに知り合いが集まったとき、
そして秋、以前勤めていたところの同僚たち(元広報担当BOYS&GIRLS)が集まったとき。
計、一年に2回。これが多い方だったのですから。

先日、尊敬する先輩Nさんとメールのやり取りをするなかで、
(アートセラピーを学んでいるとき、潜在意識の中に母親の影響が強くあることを自覚した、という話を書いていたとき)
私が「父親が早く亡くなって、女手一つで育ったので」と書いたら、
「そういえばお互いの育った環境とかの話はしたことがなかったね」と先輩。
そして「一度二人でゆっくり飲むのもいいね」と、なりました。

その飲み会が昨日のこと。
御影に友人が始めた飲み屋さんに行きました。
フツーの主婦二人が中心となって、金、土、日だけ営業していて、
12~13人も入れば満員かも、というくらいの店です。
私の描いた小さな絵を飾ってくれているので、ときどき店には顔を出していたのですが、なかなかゆっくり飲みに行く機会がなかったんです。てんとうむし

contanya(こんたんや)。

場所は大手会館の隣のだんじり倉庫のそば。
去年の秋に始めたころは、大丈夫かなぁって感じもしたのですが、
E子さん、ササッと調理する姿が、なんだか堂に入ってます。すごい!
今日はE子さんとそのお嬢さんの二人のよう。
メニューは家庭料理中心で、おすすめのものを持ってきてーとお願いしたら…

枝豆(つきだし)、タコとキュウリの酢の物、
オクラのお浸し、メインの煮豚が出てきました。
煮豚にはブロッコリープチトマトが彩りよく添えられていて、野菜がしっかり食べられます。おいしかったよ!
私は生中2杯、Nさんは1杯しか?飲んでないんだけど、おなかもいっぱい。

いろんな話ができました。
市会議員選挙に出る知り合いの話。
なんだか静かに歩いていた今年の平和行進のこと。
「なんでやねん。歩いてまっせ、って、知らせなあかんやろー?」とか。
自分たちは歩かないのに、なんなんだ?

それから、Nさんの幼い頃の思い出。やはり父親とは早くに離れたこと。
(くわしくは、書けませんが)
いろいろあって、母親に「勉強ができる子」であることを望まれていたこと。
 
私の場合は母親に「将来は仕事を持つ」よう言われてたっけ。それも、教師、デザイナーなど具体的に職業を言われてたけど、コロコロ変わるので幼心に困惑してたわー。しょぼん

それから、仕事関係の話。
「前の職場に心底意地汚い人がおってね…」
「バイト先の学生バイトが意地悪で、こんな目にあって…」
人間関係の難しさを嘆きあったり。
「そういえば、二人が一緒に働いていたあの職場は、意地汚い人はいなかったよね」
と、思い出しました。

それどころか、すばらしい上司がいたのですよ。
Hさん。
Hさんを嫌いな人って、いなかった! 
「部長、担当の仕事が多いんですけど」なんて文句を言ったとき、
「仕事量が多いとき、ヒトは成長するんや」なんて言われたっけ。
ご自分が体験したことだからか、妙に説得力あって。
マンガを描く先輩でもあったので、なんか同志的な親しさも感じてました。

その敬愛していた上司がガンで亡くなったのは、もう20年も前のことなのです。
昨年はなにかにつけてその人のことが思い出されてなりませんでした。
平成18年の2月に20年になるんだなぁ…でも、2月って寒いよなぁ…って、
秋のうちに集まろうと呼びかけたのが、去年の飲み会だったのですが。

先日、サッカーのワールドカップの新聞記事を読んでいて、ドイツチームの監督を写した1枚の写真が、Hさんに似ていた!

20年たっても忘れない私たちもしつこいな?
父親の思い出がほとんどないので、父親のイメージはHさんに重なります。
もちろん、男性としても、恋愛できたらすばらしかっただろうと思いますが。
ちなみに奥様のお名前は私と同じでした。ちょっぴりジェラシー…。

contanyaを出て、Nさんの門限までもう少しあるね、と
住吉駅前のデニーズへ。
パフェを食べようと思っていたのに、注文をなかなか聞きに来ないので
体が冷えきって、ホットコーヒーにしてしまいました。コーヒー

ああ、Nさんと話をするのは楽しいな、飽きないな。
Nさん、そしてcontanyaのE子さん、お嬢さん、今夜はありがとうございました!ブーケ1