♪神戸に着いた…  実際は門司港あたりから出る阪九フェリーなんだけど、
18で長崎県から神戸にやってきたわたくし。
4~5年のはずが、なんと30年以上の時が過ぎてしまいました。
今だったら、新幹線でピューッだよね。
フェリーって。…ふふ。
なんだか集団就職のにおいが残っている時代だったって気もする。船


覚えていること。
就職して研修合宿中に初めて見た塩昆布「ふじっこ」。変わった名前だと思った。
なんでこんなこと覚えてるんだ?
寮に入り、その日に買った洗面器。青くて、花柄だった。
同室の先輩たち。こたつ。
同期のゴンちゃん、武ちゃん、福ちゃんたち。

尼崎市武庫之荘、甲子園口、垂水区と移り住んで、今は神戸市東灘区に23年。
私の育った田舎というのが、バスに乗るために15分も歩かにゃいけない辺鄙な町だったので、神戸の便利さといったら!
JRの駅まで5分。阪神、阪急も徒歩圏内だもの。

このあいだ、HAT神戸で上映されていた『佐賀のがばいばぁちゃん』という映画を観たんだけど、私の田舎が佐賀に近いこともあって、とっても懐かしい思いに満たされました。言葉も9割くらい同じかも。

田舎暮らしって、昔の暮らしって、なんでも買えなかったし、買わなかったよ。
野菜は作ったり、もらったり。
映画のように川で拾ったりはしなかったけど。(* ̄Oノ ̄*)おほほ。ネコ
小学高学年から服を作って着てたし。高校生のときにはテニスのスコート、つば広の帽子も手作りしてた。
私の体を流れているケチ…いえ、始末屋の血は、田舎暮らしで培われたものなのかしら。

obaa
カレンダー用に描いた絵。結局その話は立ち消え? なんの連絡もありません。
この世界、そんなこともあるのか!という話。