重症のヤバい患者感をひしひしと感じつつ、検査まみれの日々となりました
ヤバい患者感①
看護師の対応が慈愛に満ち溢れていました。
コロナ禍で面会はもちろん禁止。
ダンナが保育園児と小学生を引き連れて荷物を届けに来院。→「きなこさん。お子さんのお顔だけでもみていいんですよ。少しなら話せますよ」
涙をこらえて、笑顔と全身で子どもたちに
手を振りました今でも思い出すと泣けてくる…
ヤバい患者感②
シャワーからベットに戻ると、窓際にグレートアップされていた。「今お部屋空いてるから窓際にしたや、外見えた方が気分もいいもんね」
わたし、このまま…なんて凹みました。
しかし、何気ないことで看護師さんとは笑えるし、GW明けに子どもたちが忘れ物ないか、心配したり。頭の中は忙しかったです
そしてGWも終わろうかというある日の夜。婦人科の主治医から説明がありました。
主治医「病変は多くてびっくりしましたが、婦人科の病気ではなさそうです。悪性リンバ腫だと思われます。僕たちから血液内科へ移ってもらいます。卵巣の腫れはそうでもないですよ」
鉄子先生め…
そのまま血液内科の医師より説明
「1ヶ月入院して、あとは外来で通院治療になります。治療始めると体調は良くなりますよ。これは完治を目指す治療ですよ!
髪はねぇ、抜けちゃうかな、でも、治療が、終わればまた生えてくるからね。質変わっちゃうかもしれないけどね」
救世主あらわる
優しい優しい婦人科の看護師さんたちにお別れを告げて、同じ病院ですが、古びた血液内科病棟へ転棟となりました。
あれがら9か月。
通院治療中は仕事にも復帰し、子どもたちの世話を焼く日常へ戻りました。副作用で辛いときもありましたが、完治する気満々だったので、乗り越えられました。本当に体調は1回目の抗がん剤でみるみる回復しました
造影CTでは、おそらく寛解でしょうと言われていました。
そして2ヶ月後に迎えた卒業試験というPET-CTで、早くも再発と言われてしまいました
↑↑今日の昼食です