現代社会は、繊細な人は傷だらけになってしまう、辛い世界。
それでも必死に生きている。
居場所を探して。
ようやく居場所を見つけて、共感してくれる人の心を守ることで、自分の存在価値の意義を見出そうとした。
そんな自分を誹謗中傷で潰そうとする人達がいて。
自分の気持ちをわかってもらおうと、一生懸命心を砕いた。
でも、理解どころか、新たに敵が増え、返り討ちにあった。
傷の痛みに耐えて黙っていれば良かったのだろうか？
痛い。
傷が痛い。
もう痛みに耐えるのは辛くなった。
力を使い果たしてしまった。
自分の居場所を取られて、また新たな場所を探すには、私はもう歳を取りすぎている。
絶望感が心を支配する。
「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子先生が亡くなられた。
とても残念で、悲しくてたまらない。
そして、悔しい。
先生の作品に勇気を貰っていた人達が、たくさんいる。
誰もができることではない。
辛かっただろうな。
苦しかっただろうな。
どうか安らかに休めますように。
先生のこと、そして作品を忘れない。