夜のお仕事と両親 | 顔が丸くてなにが悪い

夜のお仕事と両親

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一昨日は夜のお仕事をやめることを打ち明け、夜のお仕事の先輩コウチャン、ヨウさん、コウケンさん、スズショーさん、フクちゃん、フルハタさん、同期のズッさんでネギとザーサイと餃子とニラレバとマーボーを食べ、ショウコウシュを飲みました。ラグビーの中継を衛星と地上波でともに見ることができたので、トライシーンをしっかりみてからご飯へ。

昨日は終電で帰り、為末大が表紙のターザンを読み、「身体鍛えよ」「スーツとかシャツとか靴とか準備しなきゃ」と思いながら、電車を降りるときにばったり、10年前に一緒に野球をした仲間のイシイコウヘイさんに会いました。

板前さんです。築地の有名店で修行し、赤坂で政治家の集まる店で働いたあと、今は私が夜のお仕事をしている場所からそう遠くない銀座で包丁を握っているそうです。

「今はやりたいことがやれてる、うん、味付けね」、イシイさん、ニヤリ。

それまでにいた有名店は「30年戦士、40年戦士」の板前さんがズラーッと10人以上揃っていて、自分のやりたいことはまだ全然できなかったのが、「やっとできるようになった」と。

「やっぱ、自分のお店、持ちたいんすか?」

「う~ん、たしかに俺らくらいの年で店を持つ奴もいるよね」

あまり乗らない返事に、あ~、この人はそういうんじゃなくて、ただ純粋に料理をするのが好きなんだなあ、と感じました。いいなあ、いいなあ。

両親に来月いっぱいで夜のお仕事から足を洗うことを話すと、きゃつら、

「わ~、やった~」
「おめでとう」
「社会に出て、どんどん厳しい経験しろよ、お前」
「よかったね~」と。

別に、次にやる仕事が私の希望するものとは異なったとしてもいいんじゃない、どんどん新しいことしなさい、そんなプラス志向。

そして、ひとしきり騒いだあと、「収入減るとやだよねえ、困るよね~」って。

ええ、心配すべきは毎月の私からの上納金ですね、まずは。

ゴタツさんの計らいで夏休みは10月4週目にドドン。さあ、何処へ。同じく10月に夏休みをとる夜のお仕事の同期ズッさんはスッチーの彼女とカサブランカもしくはイスタンブールを予定とか。

「存在の耐えられない軽さ」という難しい小説を読んで、あ~、チェコ~、と唸ってます。外国人作家の邦訳本はやはりどうもスラスラ読めないのです。