昨日も質問主意書の話題でしたが、喜納議員が提出した質問主意書に対する答弁が各紙で報道されました。転載いたします。

【毎日新聞】

麻生首相:外遊費用計6億円 08年9月から1月の5回

 政府は10日の閣議で、麻生太郎首相が行った外国訪問の費用が、昨年9月の国連総会出席(米国)から今年1月の日韓首脳会談(韓国)までの計5回で、約6億5800万円だったとする答弁書を決定した。喜納昌吉参院議員(民主)の質問主意書に答えた。

 5回の外遊に同行した政府関係者は延べ370人で、1人当たり約178万円。

 首相は日韓首脳会談後にも日米首脳会談(2月)など3回外国を訪問したが、その費用は「未精算」として明示していない。3回の外遊に同行した政府関係者は延べ141人だった。

 06年10月に政府が閣議決定した答弁書によると、小泉純一郎元首相が退任間際の06年6月から8月にかけて行ったカナダやアメリカ、サンクトペテルブルク・サミットなど4回の外遊の費用は計約8億1500万円で、1回あたりの平均で約2億円だった。【塙和也】

【読売新聞】

首相の外国訪問経費、5回で6億5800万円…随行370人
 政府は10日に閣議決定した答弁書で、麻生首相の就任後、昨年9月の国連総会出席から今年1月の韓国訪問までの5回の外国訪問で、約6億5800万円の経費がかかり、のべ370人の政府関係者が随行したことを明らかにした。

 民主党の喜納昌吉参院議員の質問主意書に答えた。

 最も費用がかかったのは、昨年11月にペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への出席で、約2億2200万円だった。

【産経新聞】

首相外遊、5回で6億6千万円


 政府は10日の閣議で、麻生太郎首相が昨年9月の就任直後に国連総会出席のためニューヨーク入りした訪米から今年1月の訪韓(日韓首脳会談)まで計5回の外国訪問で、約6億5800万円の経費がかかったとする答弁書を決定した。

 最高額を計上したのは昨年11月のペルー(アジア太平洋経済協力会議)で約2億2200万円。1月下旬のスイス(ダボス会議)、2月のロシア・サハリン(日ロ首脳会談)、ワシントン(日米首脳会談)の3訪問は「まだ精算が終了していない」としている。

 民主党の喜納昌吉参院議員の質問主意書に対する答弁

【時事通信】

首相外遊、5回で6億5800万円
 政府は10日の閣議で、麻生太郎首相が就任後に行った外国訪問の費用について、昨年9月の国連総会出席(米国)から今年1月の日韓首脳会談(韓国)まで5回の合計で、約6億5800万円に上るとする答弁書を決定した。喜納昌吉参院議員(民主)の質問主意書に答えた。
 首相は、日韓首脳会談後にも2月の日米首脳会談など3回の外遊をこなしているが、その費用は「未精算」として明示しなかった。これら8回の外遊に同行した政府関係者は延べ511人だったとしている。 
 喜納氏が「首相は外交で得点を稼ごうとしているとの論調もある」と外遊の狙いをただしたのに対しては、「重要な国際会議に出席し、各国首脳と会談を行うことは大きな意義がある」と回答した。