今まで、たくさんありがとうございました。
もう言葉になりません。
また、いつか お会いできたら嬉しいです。


チャミチャミ。

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「チャンミンは
次、生まれ変わったら
どんな人生がいい?」


彼が私の質問に腕を組み、眉を八の字にして本気で考えている。


「人生、ですか?」


「うん、」


聞き返した後も彼は目を閉じたり、顔を傾けたり、かなり悩んでいる。


そんなに難しい質問だったかなぁ…と彼の様子に笑ってしまいそうになる。


「そうですねぇ…、
大学 行きたいです。」


随分悩んでから出た答えは大学に通うことだった。


「勉強したいの?」


"普通"を望む彼らしい答えだけど。


「合コンしたいです。」


「あ- 最悪だぁ-
大学行く動機が不純だぁ 」


雑誌のインタビューなどでも彼がよく答えている事を直接言われて何だか腹が立つ。


それなのに、そんな風に怒る私を見て彼は嬉しそうに手を叩いて笑っている。


「ははは!
何怒ってますか-?
次の人生は
どんなのがいいって
聞いたのは
ヌナでしょうがぁ?お?」


「うー…
そうなんだけどっ!
…ん- で 大学だけ?
やりたい人生は
大学行くことだけ?」


"合コン"という言葉と、あんまりにも笑う彼に悔しくて、他にしたい事はないのかと私はさらに尋ねた。


「…そう言われると、、」


途端にテンションが下がっていく。


きっと、かなり早いうちから この世界に入った彼だから 次の人生というより今したいことを答えたのだろう。


「…歌、は?」


歌。


大好きな歌は?


思わず尋ねてしまう。


「………、」


黙り込む彼。


「もう 次はいらない…?」


「…正直、わかりません。 」


今の状況で彼がそう答えてしまうのもしょうがないかも知れない。


でも次、また生まれ変わっても彼には歌ってほしい…、そう思っていたから。


「…そっか、」


彼の答えに私はこれ以上 言葉が見つからなかった。


黙り込む私を彼が呼ぶ。


「ヌナ?」


顔を上げると彼が優しく微笑んだ。


「だけど…、
もし、また…、
歌うことが僕の運命ならば
歌うと思います。」


私が悲しんだから そう答えたのか、それはわからない。


それでも、彼が歌うことを次の人生のひとつとして選択してくれた。


その言葉が泣いてしまいそうになるほど嬉しい。


「…うん、そうだね。」


「はい。」


彼の笑顔を見て この辛い状況にも関わらず、そう私の為に答えてくれた彼の気持ちに感謝して これ以上、この事について触れるのはやめておこうと私は話題を戻す。


「…じゃあ、
チャンミンは次の人生は
大学 行って
合コンするっていう
そういう人生が
いいのかぁ…」


「なんか そう
まとめられると
最悪な感じです。」


「はははっ、
だって そうでしょう?」


彼の表情に笑ってしまう。


「………。」


そんな風に笑う私とは違い、急に黙り込む彼がいた。


「…?
どうしたの、チャンミン?」


なんだろう…。


真剣な彼の表情に私は不安になる。


「…もうひとつ…、」


「もうひとつ?」


「…ヌナに会います。」


彼の瞳が私を捕らえて離さない。


「……、」


「次の人生で
また 必ず
ヌナに 会います。」


恋人たちは 誓う。


必ず また 生まれ変わったら あなたの元へ、と。


そんな言葉は恋人たちの戯れ事だと笑われるだろうけど。


「…私も、
次の人生でまた
絶対、チャンミンに会う。」


何度 転生しても


あなたに また巡り会うことが私の運命だと思うから。


必ず。


必ず あなたを見つける。


この世で一番愛しいあなたを。







(写真出所:写真中記載
&画像お借りしました)