キンザザ★2023大総括! 映画編 | 不思議戦隊★キンザザ

キンザザ★2023大総括! 映画編

間に合いました。なんとか今年中に間に合いました。映画編です。

 

間に合って良かったわ。展覧会編書いてたのがクリスマスイブの日曜だったからちょっと豪華な夜ゴハン作らなきゃいけないし月曜日は出社予定だったし仕事は27日まであるし翌日はもう帰省しないといけなかったから。

 

ということは、いまマダムは広島ですね?

 

そうよ、もうブログのことなんて忘れて朝寝坊してるはず。

 

絶対朝寝坊してますね。30日の10時の予約投稿セットしてるから安心して寝てますね。じゃあ寝てるマダムは放っておいて映画編参ります。

 

これ書いてるマダムは起きてるけど、いま現在のマダムは寝てるのね。とすると、お前は誰だ?

 

メローイエローです。では映画編参りますね。第3位からお願いします。

 

はーい。映画編今年の第3位は!「バービー」でーす。

 

 

へー。まあ洋画の今年一番の話題っつったら話題でしたかね。

 

久しぶりに映画部を開催してバービーについて語り合ったの。

 

映画部というのは会社で秘密結社的に組織された映画好きが集まったグループですね。

 

男女合わせて8人が集まって活発な意見を交わしたわ。それで判明したのは男子はウェスタンが大好きってこと。ケンダムで無駄に盛り上がったわ。これって世界共通?

 

さあ?

 

とにかくウェスタン仕種がカッコ良いみたいで、例えば瓶ビールの蓋を歯で開ける。

 

それって別にウェスタンでもなくね?

 

電車内ではさりげなく上腕二頭筋を見せつけながら入り口付近に立つ。

 

さりげなく

 

邪魔じゃね?

 

挙句の果てには「電車のドアがスウィングドアだったらいいのに!」と言い出す始末。

 

危ねーじゃねーか。

 

そんな感じで非常に有意義な会合だったわ。

 

有意義・・・ですか・・・。

 

ちゃんと骨太な議論もしたわよ。婦人科で終わるラストについて賛否両論ありました。ピンクのファッションにヒールがバービーのアイデンティティなのになぜペタンコ靴の地味な服装になったのか。それではバービーらしさがないのではないか。「らしさ」を失くして果たして「自由になった」といえるのか。作り手側もある種の価値観に嵌っているのではないか。結局のところ表裏一体なのよ。表を見ては文句を言い、裏を見ては文句を言う。最近のキャンセルカルチャーは狂ってると思うわ。特にフェミナチ界隈。どうかしてるわよ。

 

あわわわわ、分かりました、もういいです。では第2位の発表よいですか?

 

はーい。今年の映画第2位は!「ベネデッタ」でーす!

 

 

実話モチーフのバーホーベン作品ですね。

 

この作品は「中世の修道院でレズ行為」という面で話題になったけど、それがメインじゃないのよ。もっと、こう、人間のズルさと強さ、そういうものを描いていると思うの。

 

いつものバーホーベンですね。

 

バーホーベンは独特よね。ちょっとした後ろめたさを持ってるというか、好きな監督を聞かれても名前を出し辛いというか。まあ全部見てるワケじゃないけど。でも名監督だと思うわ。彼は人間のダーティさを描きながら決して人間を嫌っていない。むしろ愛していると言っていいわ。ひと嫌いの監督みたいな選民意識がないし、すべてを受け入れる懐の深さを持ってるんじゃないかしら。そうよ、彼こそ神よ!

 

あわわわわ。分かりました、もういいです。では第1位をお願いします。

 

あら、もう分かってるでしょ?「ゴジラ マイナスワン」よ!

 

 

うん、知ってた。分かってた。

 

ゴジラシリーズでどれが好きかと聞かれたらまず「ゴジラ」でしょ、次に「ゴジラ」、そして今回の「ゴジラ マイナスワン」になるわね。これがマダムのナンバースリーよ!

 

ちょっとちょっとちょっと。ゴジラが2作品ありますけど。

 

1954年の初代ゴジラと1984年のゴジラよ。やっぱり初代がダントツだけど、84年ゴジラはマダムが初めてスクリーンで見たゴジラ作品なの。いやマジ怖かったわあ。武田鉄矢だけは余計だったけど。そして今回ね。

 

どれもゴジラ単品の作品ですね。VSシリーズではなく。

 

そりゃそーよ。ゴジラとVSではもう世界が違うというかステージが違うというか。VSは作りやすいと思うのよね、カッコいい強敵を出せばいいんだもの。

 

それはちょっと乱暴な意見だと思います。マダムだってKOTMにあんなに熱くなってたじゃありませんか。

 

2019年のハリウッドゴジラ

 

KOTMは良かったわね~~~。リスペクトと愛があって!でもやっぱりコアなファン向けの域を出てないわね。っていまはそれはちょっと置いといて。その点ゴジラだけの登場だとバトル要素がない分、物語の骨子が大事になるわけよ。それだけ脚本の質が問われるわね。

 

今回のゴジラは山崎監督ということで・・・・

 

もう全然期待してなかったわ。映画部の前評判でも「ドラクエの監督かあ」っつって既に諦めてる部員もいたわ。

 

ところが。

 

蓋を開けてビックリよ!ちゃんとゴジラ映画だったわ!正真正銘の!この作品の良いところはね、分かりやすいってことよ!ゴジラ映画を観たことないひとでも観れるってこと。

 

怪獣映画なんて特撮ファンしか見ないですからね。結構ニッチな世界ですよね。

 

まあ、そうね。でも今作品は本当に良い作品よ。監督はゴジラ世代のゴジラファンなのに、コアなファン向けではなく一般の映画ファンに向けて作ってるわ。それがKOTMと違うところね。そして誰が見ても感動できるヒューマンドラマよ。かといってファンをないがしろにしているわけでもなく、ちゃんとラストは山根博士のあのセリフが脳内に直接呼びかけてくる仕様。

 

べた褒めですね。

 

今年のゴジラ映画に悔いなし!

 

では以上で終わりにします。他になんかあります?

 

ニンジャVSジャークは残念だったわね。こっちは期待値高かったんだけど、高すぎたみたい。シン・仮面ライダーも今年だったっけ?ライダーがえれーカッコ良かったわ!

 

 

 

これら2本は今年の前半でしたね。

 

今年はあと「ナポレオン」と「ゲゲゲの謎」を滑り込みで観たわ。ナポレオンはちょっとがっかり、ゲ謎は最高だった。そのうちレビューをアップするわね。

 

ゲ謎に感動して水木先生の作品を読んでますね。

 

そうなの~~~。あまりに素晴らしかったから引っ張り出して読んでる最中よ。マダムが持ってるのは「妖怪漫画」「ラバウル従軍後記」「のんのんばあ」「生まれたときから妖怪だった」の4冊ね、いまのところ。

 

いまのところとは?

 

もっと他にも持ってるはずなんだけど、いま発掘できたのがこれだけってこと。

 

年が明けたら発掘作業ですね。

 

それがね、もっかい読みたい何冊かを発掘しちゃってさ。阿Qとか流転の王妃とか銀の匙とか。いま読んだら以前読んだときと違う感想になりそうなやつ。

 

安倍晋三回顧録は?まだ途中でしょ。

 

あああああああ

 

ピーター・マクフィーのフランス革命史は?

 

あああああああ

 

目移りしたまま途中で中断するのがマダムの悪い癖です。

 

分かってるわよ・・・。来年はちゃんとするわ。マダムだってまだまだ成長するんだから。その証拠にここ数年は遅刻しなくなったのよ!

 

それはフレックスのおかげです。マダムがゴールを決めているのではなく、会社がゴールポストを動かしてくれてるのです。

 

あああああああ

 

ということで今年のブログは以上です。みなさま、今年も一年マダムのブログに遊びに来てくれてありがとうございました。では良いお年を~~~~。

 

そうだ!来年は「オッペンハイマー」の日本公開が決まったからそれが一番の楽しみ!

 

もう〆ましたよ。

 

あああああああ

 

 

※この座談会は一部フィクションとなっております。