サラ金の主役は銀行に移りつつあります
恐喝したり自殺に追いやったり、脱税をしたりして反社会的な事件ばかりを起こしていました。様々な事件で消費者金融業者は訴えられ、裁判になりました。その後も暴利を貪り続けました。過払金の時効の起算日については争いがありましたが、２００９年１月２２日に過払金の返還請求権の消滅時効は、過払金発生時点ではなく、借り入れや返済完了の取引終了時点から起算されるとの裁判所の判断が下されました。返済を続けている限り時効は進まないことになります。この裁判所の判断によって消費者金融や信販会社のカードローンへの過払金が時効で消滅することは殆ど無くなりました。ちなみに時効期間は個人の場合は１０年です。この判決により武富士、アイフル、プロミスなどの消費者金融会社には過払金返還請求が山のように押し寄せました。その請求は今現在もなお続いています。
消費者金融業者に追い打ちをかけるように２０１０年６月１８日に改正貸金業法が施行されました。総量規制が決められました。銀行以外からの借り入れが年収の三分の一以上ある個人の方は新規の借り入れができないことになりました。消費者金融業者はこの条件を厳守しなければならなくなりました。総量規制によって、消費者金融の主役は銀行に移ってきました。
サラ金を利用した話
社会人になって二年目、うつ病にかかってしまい、仕事がうまくいかなくなったためです。そのため経済困難に陥りました。うつ病などというと心配するだろうと思い、親や兄弟に相談することもできず、こっそり借金をしたのでした。審査を受けると、最大50万円まで借りられるようになりました。当時は明日の食事にも困るほどの経済困難だったので、ほっとしたのを覚えています。
最初5万円借金し、これで当面の生活を補いながら生活を立て直そうと思っていました。病院で抗うつ薬を処方してもらい、仕事を頑張ろうとしましたが、うつという病気はなかなか大変な病気で、仕事は相変わらずうまくいきませんでした。天然むすめクーポン生活苦は続き、追加融資をたびたび受けました。半年後、限度額いっぱいまで借りてしまっていました。
しかしもう後の祭りで、返済に追われる日々が続きました。しかしどうしても返済ができない月がありました。悩みぬいた揚句、兄に相談をしました。
兄は私の窮状を初めて知って驚き、なんでもっと早く相談しなかったのだ、と言いました。そして借金を代わりに返済してくれました。
兄にはいずれお金を返そうと思っています。兄がいなければどうなっていたことかと思うと、ぞっとします。いちごキャンディ
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