現在、外反母趾で多くの方がお悩みになっています。
中高年では4人に1人が外反母趾といわれています。
じゃあみなさんどうしているんでしょうか?
痛くない歩き方で誤魔化してませんか?
オーダーで自分の靴を買って痛みが取れましたか?
湿布や痛み止めばかり飲んでいませんか?
まだありますが、大体はこんなものですよね。
グー・チョキ・パー運動やタオル掴みなどは、予防としては有効ですが、痛みの改善には繋がりません。
前回の私のブログ「患者さんのよもやま話」でも書いていますが・・・。
外反母趾になる原因は、「靴」「遺伝」「老化」があります。
勿論、当院を受診された初診の患者さんには説明していますが。。。
しかし最大の原因は「歩行の悪さ」なんです。
足にストレスを掛けた「歩行」がそもそもの原因です。
当院受診の患者さんは、100%歩き方が悪いのです。
外反母趾を専門に扱う「慶應義塾大学病院 整形外科学 須田康文先生」は
「治療前と同様の歩き方をしていれば、手術をしても再び症状が出ることになるので、歩き方の癖を直すことも必要です。そのため当院では、正しい歩き方や姿勢の指導もしている。」
週刊ダイヤモンド別冊 2012年10月12日号 よくわかる整形外科 より抜粋
と、専門医の先生も言われています。
正しい歩行に改善すれば、足にストレスがかからなくなり、自然に痛みが軽減していき、2週間~3ヶ月くらいまでには痛みが消失していきます。(痛みの軽減には個人差があります)
先日、4年前に外反母趾の施術を卒業された患者さん(現在は整骨での来院)との話で、4年経っても足には痛みが全く出ていなく、来院前は痛みで歩くのも困難で、躓いてよく転んでたのが、今はぜんぜん転ばなくなった・・・と、言われ、来て良かったとの感想を言われました。
それだけ歩行改善の効果はあります。
全国の外反母趾研究所は、みなさんの痛み改善に取り組んでいます。
もし道外の方でも、お近くの外反母趾研究所があるかも知れません。
早く受診される事で、結果も付いてきます。
何事も悪くなってからでは遅いですよ。