「やりなおし英語」の現状報告を、ツイッターでさせていただきました。
恥かきの記録ですがw、お暇な方はどうぞ。
【1 たまにくる「英語の風」】 人生で何度かあった「英語を勉強しよう!」という気分、今まで全部挫折してきたんだけどw、今回はちょっと続いてますので、とりあえず1ヶ月程度のところで振り返ってみようかな、と思っています。
【2 失敗の理由】
今まで失敗した理由は、「背伸びしすぎたこと」に尽きるかな、と思います。
一応、大学受験のために勉強もし、多少は点が取れていた、というのがあったために、「もうちょっとレベルの高い、ビジネス英語を」とか思っての挫折でした。
【3 実力はというと】
30数年前の受験英語ですから、長文読解中心で、ヒアリングとかスピーキングはまったくダメ。
英文を読んだら、知っている単語を拾って意味を想像する、というレベル。(単語もいっぱい忘れた)
しかも、読んだら簡単にわかる文章でも、聞いたのではまったく理解できないお粗末なレベルです。
【4 英語CDを聞き流す】
英語CDを繰り返し聞く、という勉強法もあり、僕の場合、仕事の関係で車を長時間運転する時間がありますので、その機会をあてました。
使ったのは3000語レベル の英語CD「英語で泣けるちょっといい話」です。
50回ほど聞いたところ、確かに「くっきりと聞こえるようになる」部分もありましたが、わからないところはわからないままです。
【5 聞き流しただけではダメ】
元々語彙力があり、文法もできている人なら「聞き流すだけで、ある日聞こえるようになる」のかもしれませんが、「わからない単語の意味が、いつの間にかわかるようになる」のでは、ないようです。
「楽はできない」ということなのでしょう。
【6 いただいたアドバイス】
そんな折、ツイッターで知り合った翻訳や通訳をやっている方のアドバイスをいただいたのが、「音読を必ず行うこと」「中学の英文法を完璧にマスターすること」でした。
そういえば音読なんて久しく(30年くらい?)してないけど、まあできるだろうし、中学の英文法なんてできるに決まってる、と思い込んでいました。しかし……
【7 音読……できないじゃん】
実際、この英語CDのテキストを音読してみると、これが見事に読めない。
50回も聞いてるのに。
面白いのは、「ちゃんと聞けて、意味も完全にわかる文」は音読もできるのだけど、「聴き取れなくて、意味も中途半端にしかわからない文」は、音読もできない。
無理矢理読んでも、「口を動かして発声しているだけ」になることです。
【8 「完全に理解する」必要性】
ということは、「完全にわかる」必要がある。
英語が「完全にわかる」と、読んでも聴いてもわかるし、書くことも話すこともできる。
そんな感じがわかりました。
それで英語の学習法の本とか読みますと、「完全に理解すると、一生忘れない」とありました。
【9 中学英文法の本を音読】
そこでアドバイスに従って、中学英文法の本「くもんの中学英文法 中学1~3年」を音読し始めたのですが、目では読めるのに、音読しようとするとつっかかる。
すっと音読できる文と、「あれ?」とか考えないと音読できない文があるのです。
「文法も含めて完全に理解している文」と、「理解してない文」が見事に分かれます。
【10 中学レベルの音読も……できないじゃん】
中学レベルの文法と単語でも、「聴いたらわからない」のは、やはり「完全に理解していない」からのようです。
受験英語をやったので、「暗号解読」的には読めるのですけど、聴いたらわからないし、音読もつっかかってしまいます。
【11 まずは、反復音読】
仕方ないので、「まずは反復音読」を始めているところです。
反復の回数は、1ページ読む毎に本の右上に「正」の字を一画ずつ書く、という方法で記録してます。
で、「I speak English.」とか音読しているのですけど、これがなかなか楽しい。
気持ちが中学の頃に戻ったようです。
【12 音読は、頭脳の「言語回路」に水を流す】
そういえば、中学の頃は必ず音読していたし、英語の成績も良かった。
高校になって受験のための長文読解みたいなのばっかりやってたら、成績も下がったように思います。
感覚的な表現になりますが、音読をしていると、頭脳の「言語回路」に水が流れていくように感じます。
【13 音読はカラオケ?】
不思議なことですが、音読していると、脳内ホルモンが出るんじゃないか、という気がしています。
長文読解を机に向かってしているのは「しんどい」のですけど、音読はカラオケで歌っているような気持ちもします。
「勉強しよ」じゃなくて「英語やろ」という感覚です。
【14 音読は隙間時間にでもできる】
文法の細かいところはまだ見てなくて、とりあえずは中学英文法の本の例文を音読しています。
すっと音読できると快感、できないと「オノーレ」という感じですが、隙間時間、例えばパソコンを立ち上げる時間にも1ページくらい読めます。
「作業レベルにできる」というのがいいですね。
【15 反復音読は英会話の基礎訓練】
こうした「中学英文法の反復音読」は、現時点の僕にとってはとてもいい訓練だと思います。
以前、英会話学校にも通ったことがありますが、全然話せなかったのは、「こうした基礎訓練ができていなかったから」だと、今にしてみればよくわかります。
【16 これからの課題】
とりあえずは中学英文法の例文がなめらかに音読できるようになったら、主語や動詞を替えてみたり、過去形や疑問文やらに変化させられるようにしてみる予定です。
単語のおさらいもやりつつ、「完全に理解できる文」を増やそうと考えています。
【17 楽しんで英語と接する時間を増やす】
それ以外にやっているのは、洋楽を歌詞も含めて覚えてみたり、日本のアニメの英語版をネットで探して見たりとかしています。
性格的に「努力精進」だけでは挫折することがわかってますので、楽しんで続けられることで、英語との接触を増やしています。
【18 というわけで】
これが、1ヶ月目の現状です。
ツイッターでアドバイスをくださったのは、この方。
見ず知らずの方なのに、ていねいに教えて下さいました。
この場を借りて、お礼申し上げます。
ありがとうございました。
またご報告させていただきます!
文責・石黒久人