どんなに好きだった人とも、いくら自由にさせていても、終わる時は終わるんだな。この世に「絶対」は、無い。昔はホントに男運がなかった私。だけど、私も結構、散々遊んだと思う。「類は友を呼ぶ」って、本当だと思う。自分が浮わついていると、似たような根無し草のようなチャラい男が寄ってきた。わたしも大概だった。だから、統合失調症発症は、もう最初から青写真に組み込まれていたのだと思う。病気してから、今の私は、昔からすると、かなり変わった。自分で言うのもなんだけど、格段に成長できたと思う。冷静さと忍耐力、洞察力も昔より肉付きが良くなったと言うか、そしてかなり丸くなった。友達や家族にもよく言われる。「穏やか過ぎるくらいになったね」と。病気は苦しい思いしたけど、今では、まんざらじゃないなぁと。良かったのだ、とも言える。起こったことはみんなベストだったんだなぁって、今は思う。ちょっと話がずれたけど、出逢いと別れ、特に別れは、一見するとツラいけど、それには、大きな学びがあって、当人同士のためになる、新たな出発だったり、新たな世界へ飛び込むためだったり、お互いの未来のためには仕方ない別れならば、自分の大志を貫くためならば、または相手の成長のために別れが必須になったなら、寂しいけど、ツラいかも知れないけど、手放さないといけないんだって、思うようになった。自分のエゴのために相手を引き止めるのは、よろしくないと思う。だから、もし、相手にとって、ためになることで、離れなければならなくなったら、勇気をふりしぼって自分から身を引く。そんな時もあると思う。繋いだ手を離す時もあるのだと、私は肝に命じている。