先日タクシーに乗った時の話です。
無口な運転手さんもいれば、ずーーっと弾丸トークで話好きな人も。。。
先日乗った運転手さんはちょっと憂鬱な雰囲気をまとい、運転(道)にも少し不慣れな感じ。。。
無言の車内でしたが、突然、
「18時以降のERPの料金て、2ドルより高いかな?」
と、私に聞いて来ました。
ERP とは道路に設置されてるゲートで
「昼間の普通車は1ドルだけど、夕方の料金はわからない。。。」と答えました。
(というか、タクシーの運転手なのに知らんのかーい!)
すると、運転手さんのERP 支払いカードのチャージ残額が、
と言ってきました。。。
え、それどうなるの??と思ったけど憂鬱な雰囲気マックスで聞きづらくそのまま。。。 無言の車内。。。
そして、ERP ゲートの下にきて金額を見ると
『3ドル』
「あぁ、3ドルだったね。。。」と言って、道を引き返す運転手さん。。。また、無言。。。(え??それで??)
どうするか聞いたら
「チャージマシーンを探して、チャージする」と。
近くのHDBに引き返して、マシーンを探す。
こんなやつです。
ERPも無事通れましたが、
気になったので
「チャージ残額不足でERP ゲートを通ったらどうなるの?」と聞くと、
「ゲートのカメラで写真を撮られて後日罰金の請求がくるよー」
そのあとシンガポールの罰金話から、運転手さんの仕事の愚痴になり話を聞くと、
①元はウェディングフォトのカメラマンの仕事をしていた
②上司が中国人カメラマンを雇い、自分はクビにされた。(安い給料ですむ中国人に切り替えられた)
③「10年以上一生懸命働いてきたし、子どももいるしクビにしないでくれ」と上司に頼んだが、お前の人生など知らん。と断られた。
④とりあえず、タクシー運転手となった。
※シンガポールでは、失業者対策の意味もあり、タクシーの運転手になれるのはシンガポール人のみとなっているそうです。
⑤この前、前職の上司から電話が来た。
「オーストラリアでウェディングフォトを撮ってくれないか?カップルはすでにオーストラリアに到着してるんだが、中国籍のカメラマンはビザの関係でオーストラリアに行けないんだ!!ヤバいんだ!!俺を助けてくれ!!」と。
私「それで、どうしたの??」
運転手さん「嫌な上司だったから、当然断ったよ!!!」
(^ω^)b
だよねーーーっっ!!!ワロタwww
「嫌な上司にリベンジ出来たね!」
と私が言うと、
運転手さんはさらにノリノリで、
「あのクソ野郎をこらしめてやったぜぇぇーーーーーーッッ!!!」(満面の笑みwww)
笑
私の不満げなオーラと、運転手さんの「でも、しょうがないじゃん。」的な雰囲気で途中の車内はかなり険悪な感じでしたが、
最終的には、嫌な上司へのリベンジ話が盛り上がり、時間がおしたことも「ま、いいや」と思えました。www
運転手さんの今後にに幸あれ...!!