先日の追加上半身CTの結果がポータルにアップされていました。
非常に簡潔で短い結果報告でしたが、予想外のショッキングな結果が・・・![]()
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なんと、上半身のCTで鎖骨上部のリンパに転移が発覚しました![]()
今までずっと「この時点で遠隔の転移はまず考えられない」と言われて肺の下部までしか造影してこなかったのです。
それが今回の治験では上半身のCTが義務付けられているので、それだけが理由で首から下腹部までの上半身をCTした結果が・・・これでした。
幸いにもその日の午後に放射線科医のドクターDとのフォローアップ診察があったので、結果を印刷して持って行きました。
ドクターDの所にはまだ書面での連絡が行っていなかったのですぐにネットワークにアクセスして映像を見つけてくれました。
一緒に見せてくれたのですが、左の鎖骨上部のリンパに「あー、これだね」って言われたのが何となくぼんやりしているグレーの部分。
「右の同じ部分と比べると分かりやすいかも」と言われてみると確かに右の同じ部分は黒くなっています。
ドクターDの意見では「放射線治療は確実に選択肢にあるけど、今やるベストな治療かは断言できないのでドクターBと話してみる」とのことでした。
もし放射線治療ということになると鎖骨上ではありますが、首の大きな神経や首から腕にかけての大きな筋肉からは充分離れているのでかなり安全に放射線治療できるハズと言ってくれました。
時間が半端だったので職場には帰らず家に帰って残りの仕事をすることにしましたが、夕方遅くになってドクターDから電話があり「ドクターBと話をしたのだけど、ドクターBの意見ではまず今の時点では予定している治験で様子を見たほうが良いと強く思っているそうだから」とのこと。
ドクターBとは来週に予定が入っているのでそこでもう少し詳しく話を聞くことになります。
今まで特に動揺したりすることもなくここまで何となく来てしまった私ですが、この遠隔転移には思った以上に動揺している自分がいます。
また5月に初めて癌専門放射線科医のドクターDと会って、やはり医師によって考え方や治療法がかなり違うんだなと実感したのでそれも影響しています。
ドクターBはほとんどの患者がかなりの高齢ということもあるのか、治療方針はかなり保守的というかあまり積極的ではありません。
一方でドクターDの治療方針はかなりアグレッシブです。
5月もドクターDは「ドキシルを続けながら放射線治療で数か所叩いた方が良い」という意見でしたがドクターBは「ドキシルは休薬して様子を見たい」という方針でドキシル中止になりました。
あの時ドキシルを続けていたら転移は無かったのでは・・という思いもあるので、ドクターBの治療方針は自分には合うのだろうかという疑問も出てきました。
その辺りも含めて色々と考えることが出てきました。