自宅で出来る検査キットを米国政府が無料で配布しているので、うちにも届きました。
一箱に2回分入っていて、今のところ合計4箱です。
実はこの数、人数分ではなくて一世帯あたりの計算になっているのです。
なので私みたいに一人暮らしでも、ジルの家のように5人家族でも一世帯に配られる数は同じだけ、ということに。
プロセスを簡素化してスピードを重視するアメリカのやり方は日本のそれとは真逆です。
日本は何より「平等感」「公平さ」を重視するので、日本でこのやり方したら「一人だけの世帯と子どもが3人もいる世帯ともらえる数が同じだったら不公平ではないか」ってまず言われちゃいますね。
たしかに『一人でも5個、5人でも5個』なんて大雑把な配り方ですもんね![]()
でもこれだと一世帯当たりの人数なんていちいち確認する必要もないし、1住所あたりに同じ限度数を配布すればよいだけなので郵便局と提携してあっという間に配布できます。
これを人数に合わせて公平に配るとなると一世帯当たりの人数を把握して確認しなくてはならないので時間も労力もかかるし、人数分の証明をして申込制にして受け取るとかより公平には配られるでしょうがその分プロセスは面倒になります。
こういうのって何が正しいという正解は無いけれど、国によって国民性とか価値観を反映してプライオリティややり方が全然違ったり日米のように真逆な対策になったりして興味深いですよね。
