価格が長い間停滞を続けているのが深刻な問題となっている日本と比べると、アメリカの物価はこの20年着実に上昇し続けてきました。

 

確かに日本は20年前くらいと比べても記憶にある値段と現在の値段がほぼ違わなかったりします。

 

が、毎年2-4%くらいで物価が上昇しているアメリカでは20年前の価格と比べたら食品や日用品は倍近くにはなっているのではないかと思われます。

 

これは経済的には健康で「健やかな成長」と言うことになるらしいですが・・・

 

と・こ・ろ・が!

 

ここに来てさすがに経済など普段あまり興味も知識もない一般市民でも「これはいくらなんでも異常、かなりヤバいのではガーン」と危機感を持つくらいの物価上昇が続いています。

 

ガソリンは州や地域によって値段はかなり違いますが、うちみたいな「高くも安くもない」という田舎でもたったの2年で価格が倍を超えてしまいました。

 

しかも、毎日ガスステーションの前を通るたびにガソリンが日本円にして数十円単位で寝あがっていくのが凄いです。

 

先週の金曜日は1ガロンが3ドル40セント、土曜日は3ドル70セント、日曜日が3ドル90セント、月曜日はついに4ドル超えで4ドル20セント・・・という具合です。

 

まるで数年分の値上がりを毎日早送りで見ているみたいなガーン

 

食品の価格も買い物に行くたびに爆上がりしていきます。

 

特に私みたいに1か月に1-2回しか買い物に行かないと、前回買った時より1.5倍になっているんですけど!?びっくりみたいな商品も少なくはないです。

 

見間違い!?みたいなアセアセ

 

数か月前まで3ドル50くらいで買っていたグラノーラの小袋が今は5ドル超えているし、卵は去年に比べるとすでに倍くらい。

 

コーヒーに使うフレーバー付きのスティックがお気に入りでずっと一本1ドル20セントくらいで買っていたのですが、今は2ドル50セントですって。

 

去年では1パック2ドルで買っていたお豆腐も今は3ドル後半くらい。

 

魚も肉も何もかもがたったの数か月で爆上がりしています。

 

私みたいな一人暮らしでもこれだけ実感するのですから、家族が4人とか5人の家庭では出費の増加分がとんでもないことになっているのではと思います。

 

財政的に余裕のある会社などでは通常の昇給に加えて、急遽救済措置として10%や15%の昇給を決めたりしています。

 

物価上昇率を考えたらそれでも全然追いつかないくらいですね。

 

うちなどは厳密には営利企業でもないので今年の昇給率は一律3%だか4%だかでしたから、単純に物価上昇と比較すると30-40%くらいの給料カットをくらったような感じになってしまいますえーん

 

私は12月の末に日本に帰省して1月の末に帰ってきましたけど、それでもその間にあまりに物価が値上がりしていてビックリしました。

 

まるで違う国に帰って来てしまったかのよう。

 

このままこの異常なまでのインフレが続くとこれからどうなってしまうのか・・・経済に詳しくない一般市民は不安でしかありません。