日本とアメリカ、卵巣癌の治療自体はそう違いは無いと思います。

 

治験とかの段階になるとけっこう違うのでしょうが、標準治療のプロトコルとか抗がん剤の選択肢とかは私が調べた限りでは日本もアメリカもほとんど変わらないようです。

 

ただ治療以外の細かい部分では日米の考え方や文化の違いが出たりしますね。

 

例えば食事の面とか。

 

日本は医療同源の文化ですから特に病院などでは食事も治療の一環として気を使われると思いますが、アメリカでは基本そういう考えは浸透していません。

 

なので日本で治療中のブロガーさんの記事を見ていると入院中の食事も消化器官の具合によって段階があったりバランスよく整えられていたり。

 

手術の後なんて何段階にも分かれて段々普通食にしていったり。

 

でもアメリカにはそういう考えは基本ありません。

 

病院の食事で考慮されるのは固形物まだ、とか、塩分ダメ、とかの規制部分だけですね。

 

だから最初の手術の時も、クリア食(透き通った液体のみ)から流動食になったと思ったら、その次は普通食でステーキとか出てきちゃうんです。

 

前日まで食事はドロドロにピュレーしたスープだけだったのに、医者の「じゃあ普通の食事にしましょう」の一声で出てくるのがこういうのですから。

 

 

「レストラン並みの食事」を自慢しているだけあって味は美味しんですけど、そうなのです、普通にレストランとかで出てくるような全く普通の食事なのです。

 

普通大手術して前日まで流動食だったら「胃に優しい」食事とか考えますよね・・・アセアセ

 

そんな感じで、人工肛門つけていた時にも「こういう食材は避けるように」とかアドバイスがあったのみで食事指導とかは一切無し。

 

日本のように医学書とかではなく健康書として「癌の人の食事」系の書物も日本に比べたら少ないですし。

 

なので食事などに関することは日本の闘病ブログやサイトを参考にして色々自分なりに工夫したり気を付けようとしています。

 

その中で唯一言われたのが「水分補給はしっかりと」です。

 

アメリカの水分補給の量は日本の基準とかなり違うという事実はありますがてへぺろ、一日4リットルくらいを目安にしています。

 

コーヒーやソーダなども結構飲んでしまうのですが、その他にも玄米茶や水、ちょびっとフレーバーを加えて飲みやすくした水などなど。

 

image

 

玄米茶は砂糖を入れてしまいますが、砂糖を入れずに飲めるようにしようと思います。

 

いい加減体重も減らしたいので食事の面も頑張ります。