先日、ポートが使えない胸部MRIでIVを取るのにとんでもない目に遭った私。
一週間近く経った今でも失敗した右腕の痣は全く消える様子がありません![]()
3か所失敗した後、左の手の甲に小児用のバタフライ針を刺して解決したのですが、造影剤を入れた時に結構痛かったのです。
あ、これは漏れたんじゃないかな~と思っていたら案の定。
今でも左の手の甲が腫れたままです。
・・・なんて話を職場でしていたら、同じく血管が細くIV泣かせの同僚が二人似たような経験をしていました。
今回の経験でもそうですが、看護師には針刺しに対して並々ならぬプライドがあるようです。
日本では分かりませんが、アメリカにはIV専門のナースがいます(IV nurseと呼ばれます)。
病院などには必ずIVナースがいるのですが、彼らに助けを求めるのはプライドが許さないのか何度でもトライしようとする看護師さんが多いのです![]()
私なんて最初の手術の退院前日にポートを入れる前は、看護師さんが「もう一度。これでムリだったらIVナース呼ぶから」なんて感じで、心の中で「いや、最初からIVナース呼んでくれよ~」って叫んでました。
私の同僚は数年前から胃腸系の調子が悪く、大腸内視鏡検査とかスキャンとかを色々やっているので点滴のお世話になることが多いのですが、やはり血管が小さくて一発で決めてもらったことはほぼないそうです。
彼女もいつも看護師がなかなかIVナースを呼ぼうとしないので苦労するそうですが、先日どうしても成功せずに看護師が一言。
「やっぱり私じゃどうしても無理だわ。ヴァンパイアを呼ぶしかないわね」
なんだ、その怪しげなセリフわっっっ![]()
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って思いきや、なんとヴァンパイアというあだ名のIVナースがいるとのことでした。
IV確保に絶対に失敗したことがないのでついたあだ名だそうですが、2人のナースがどうしてもできなかったIV確保をヴァンパイアが来て一発で決めてくれたそう。
周りが勝手に呼んでいるのかと思いきや、彼女の名札の隅っこにはしっかりとヴァンパイアの絵のシールが貼ってあったそうです![]()
いつもはプライドが邪魔するのかなかなかIVナースに頼ろうとしない看護師も、ヴァンパイアは別格らしい![]()
同僚は「次回の検査でも絶対に彼女に頼みたい!でも名札で名前見たけど忘れちゃったからヴァンパイアってお願いするしかない![]()
」だって![]()
私もヴァンパイアがいてほしかったよ~。
