皆さんの人生の過渡期はいつでしたか?

もちろんそれぞれだと思いますし、年齢を重ねている方ほど多くの経験をしてきたことは間違いありません。
初投稿にあたり自分は最近大きくステップアップしました。それを記したいとおもいます。

自分にとっての過渡期、それは最近した転職です。大学は京都に拠点を置く私立大学で自分は高校まで奈良、大学は滋賀と近畿地方をろくに出たことはありませんでした。
大学4年の就活でも基本的に東京に行きたいという気持ちは毛ほどもなく、地元に密着している某学習塾に就職しました。人前で話すことが好きで、大学の学部は教育系でもありませんでした。しかし、4年間のアルバイトは全て塾、教員免許も取れる分は全て取りました。今尚、近畿地方を中心に破竹の勢いで成長を続けるその塾はまさに自分の天職とすら考え、迷うことなく入社をきめました。
昨今の経済情勢はコロナウイルスの影響で暗いものですが、私はギリギリ売り手市場の大学生welcome!な就活でした。内定者研修も頻繁にあり、懇親会も2ヶ月に1度くらいのペース。さらに入社式はヒルトンプラザ大阪の金の間で行われるほどでした。

雲行きが怪しくなったのはやはり昨年度、学習塾も1度目の緊急事態宣言や自粛ムードが高まる中で教室での事業が厳しいものとなりました。これは私の所属していた会社だけではなく学習塾全般に言えることだったはずです。そこからは、オンライン授業・デジタルコンテンツの発達など非接触で新たな教育の可能性が生まれ始めました。現在話題のatama+なんかはその典型で、どんどんと人の介さない教育サービスがコロナウイルスの流行を期に生まれた気がします。

私の持論は人は人が教えるというのは絶対です。しかし、教育をサービスとした時人が授業以外で休みを削ってまであくせく過保護に世話をするのはどうなのかとも考えるようになりました。実際休みは月一で残業時間は無限なのに給与はさして良くない。他にも理由はありましたが、このままこの会社にいても面白くないなと感じ、今年4年目を期に転職を決意しました。

教育業界という軸は折れずコロナ禍で厳しいものではありましたが、自身の信念を真摯に伝え5月に静岡を中心に教育サービスを提供する出版会社に就職しました。
転職での葛藤はまた、別の機会にお話したいとおもいます。こうして自分は現在新たに東京に拠点を移して生きています。25年間折れずに貫いてきた行き方は意外とあっさりすてさられるものです。

ライフステージに次はどんな過渡期が訪れるのかたのしみですね。