25歳の木村です。


これまで色々なところに出かけてきましたが、なんだかんだで茨城とはご縁がありませんでした。


そこで、今回は初めての茨城上陸です。


しばしお付き合いください。


【1日目】

■今回は、水戸より少し先の勝田という駅までの往復切符を使って旅行をします。


■自宅からバス・電車・新幹線を使って、10時11分、品川駅までやってきました。


この駅で、勝田までの切符を途中下車扱いにし、一旦経路から外れます。


一度改札を出て、トイカで改札内に戻りました。


これより、千葉県の鎌ヶ谷市に向かいます。


■10時29分、横須賀線、総武線直通の千葉行きは、品川駅を出発。


11時4分、船橋駅に到着しました。


この駅で、笑点の回答者(6人)より少ない私の友人のひとりと合流します。


友人は、幼馴染みのiさん。


関東在住のiとは久しぶりの再会。


今日1日、行動をともにします。


■11時28分、東武アーバンパークライン柏行きは、船橋駅を出発。


7分ほど列車に揺られ、11時35分、鎌ヶ谷駅で下車します。


■ここからどこにいくかというと、プロ野球北海道日本ハムファイターズの二軍本拠地がある鎌ヶ谷スタジアムに向かいます。


二軍戦を見に行くんかい、という話ですが、二軍戦のいいところは、なんといってもグラウンドの近さ。



なかなかこの距離で試合を見ることはできません。

一軍の舞台を夢見て首脳陣にアピールする選手たちのプレーは迫力満点。

プロの技を近くで体感できます。

■試合のリポートは手短に済ませます。

ゲームは、一軍昇格を目指して戦う若手選手の活躍で締まった試合となりました。

1回裏の日本ハム、怪我からの復帰を目指す中堅選手に先頭打者ホームランが飛び出し、先制点をとります。

その後は、両チームの投手が好投を見せ、締まった投手戦に。

両チーム無得点で試合が進むと、8回裏、一軍復帰を目指す若手選手に貴重なタイムリーヒットが飛び出し、これで0対2となります。

これで、すんなり日ハム勝利かと思いましたが、直後の9回表に突如相手打線が爆発し、3点を獲得。土壇場で逆転されます。

追い込まれた日ハムですが、その裏の攻撃で、ツーアウト一二塁から若手選手がセカンドの頭を越すタイムリーヒットを放ち同点に。

試合は延長戦に入ります。

■試合の決着がついたのは、延長10回でした。

10回の表、満塁のピンチを抑えた日ハム、10回の裏の攻撃でサヨナラホームランが飛び出し劇的勝利でゲームセット。

二転三転するゲーム状況に、大興奮でした。

野球観戦が初めてだというiさんも楽しんでくれて、今度は一軍の試合を一緒に見に行くこととなりました。

今日活躍した選手達が観られると嬉しいな。

■野球観戦を終え、東武アーバンパークラインで船橋駅まで戻ってきました。

この駅でiさんと別れ、ここからはいつものひとり旅です。

総武線快速で、東京まで戻ります。

■17時32分、総武線快速逗子行きは船橋駅を出発。

17時57分、東京駅に到着。一度改札を出ます。

■これから茨城に向かいます。

すぐに、勝田までの切符で改札内に入り直しました。

これで、先ほど品川駅で途中下車した勝田までのルートに復帰します。

■18時34分、上野東京ライン常磐線直通勝田行きは東京駅を出発。

今日は途中の水戸まで向かいます。

荒川を渡る橋の上からは、夕陽に照らされた東京の街並みが見えました。

こんなに友達と はしゃいだのは久しぶりで、何となく友人との別れに寂しさが込み上げてきます。

東京から水戸までは2時間ちょっと。思いきってグリーン課金をしました。

田舎の普通列車は何時間乗っていても平気ですが、都会の満員電車は、どうも慣れません。

この時のグリーン料金は800円。

ちなみに、東京から水戸まで特急列車を使った場合は、特急料金は1580円。

絶妙な料金設定だなぁと感じます。

みなさんなら、どうしますか??

■20時37分、水戸駅に到着、そのまま駅前のホテルに入ります。

明日はいよいよ茨城観光です。

【2日目(最終日)】

■早朝の偕楽園にやってきました。


ここは、水戸のお殿様が作った巨大日本庭園で、日本三名園のひとつとされています。


広大な敷地に、様々な景色を見せてくれます。

6月にもかかわらず、夏のような暑さですが、朝の木陰は空気が冷たく、ひんやりとしています。



突如表れた大理石の噴水。

これは、昭和末期に更新されたものだそう。


庭園内は、梅園が広がります。

ここは、花だけでなく、実の方も楽しむようです。

今はちょうど梅の収穫を終えたばかりの季節。

取り残された梅が熟し、ほのかに甘酸っぱい香りがただよっていました。



庭園の中にはこんな立派な杉の木も。

25歳の私には日本庭園の良さが理解できませんが、朝のひんやりとした空気を楽しみながら園内を散策しているうちに、あっというまに時間が過ぎていきました。

景色だけでなく、そこでゆっくりと流れる時間を味わうのも、日本庭園の楽しみ方ではないかと、この時感じました。

偕楽園をあとにし、これより、バスで水戸駅まで戻ります。

■水戸駅まで戻ってきました。

偕楽園は朝9時までは入場料がかからないようで、無料で入れました。

そういえば、金沢の兼六園も早朝は無料だったような…

金額に関わらず、日本庭園をのんびり楽しむのであれば、やはり空いてる早朝に限ります。

いよいよ、次の目的地へ向かいます。

■9時9分、常磐線広野行きは水戸駅を出発。

9時15分、隣の勝田駅で下車します。

ここから、ひたち海浜鉄道に乗り換えて港に行き、海の幸を食べたいと思います。

■9時32分、ひたち海浜鉄道の1両の汽車は勝田駅を出発。

9時46分、那珂湊(なかみなと)駅で下車しました。


どこか懐かしい、落ち着いて味のあるターミナル。

逆光のため、暗い写真になってしまいました。

ここから、歩いて市場に向かいます。

■那珂湊魚市場に到着。


何かの船が停まっていました。

大きな船で、多くの観光客がこれを眺めていました。


市場には、飲食店や海産物を販売するお店が広がっています。


そのなかに、ひときわ賑わっている回転寿司店がありました。

開店時間の10時には平日ながら行列ができていて、オープンと同時に列が店内に吸い込まれると、店内はほぼ満席となりました。

この光景を見た私も列の中に混じり、ここのお寿司を楽しむこととします。

■回っているネタはどれもキラキラしていて、全国チェーンの回転寿司とは格が違います。

100円寿司しかほとんど経験していない私は、300円を越えるネタが回る光景に少し気圧されてしまいました。

まずは100円寿司で食べたこともあるつぶ貝と鯛から入ります。

値段は200円台。

ネタも大きく、ぷりっとしていておいしくいただきました。

続いて、300円台のヒラメと黒鯛をいただきます。

どちらも初体験。

食べた感想は、「ほう、これが高級品か、初めての味だな」でした。

肉厚で、爽やかな白身、美味しいのは間違いないんでしょうけれど、25歳のバカ舌には理解できませんでした。

慣れ親しんだネタの方が私の舌には合うようです。

いつかは、高級ネタが美味しいと感じる日が来るのでしょうか。

その後、あら汁をいただき、回転寿司を後にします。

近くのお店では、牡蠣が販売されていたりと、海の幸を存分に楽しめる商店街でした。

■那珂湊を後にし、ひたち海浜鉄道で勝田駅まで戻ってきました。

ここからは、「帰り」の切符を使って、東京まで戻ります。

11時21分、特急ひたち10号品川行きは勝田駅を出発。

12時42分、あっという間に東京駅に到着。

一度、改札の外に出て、少し買い物をします。

■私は社会人になってから趣味で陸上を始めました。

愛用の靴も購入から2年半がたち、買い換えの時期を迎えています。

そこで、一度自分の足の特徴を調べてもらって、それに合った靴を買うことにしました。

東京駅前にある某ブランドの直売店へ。

足をスキャンしてもらい、データをとります。

その後、データをもとに靴を勧めてもらいます。

そんなこんなで購入した靴はなんと1万7000円。

今回の旅行の交通費に匹敵する金額です。

高いなぁと感じますが、相談に乗ってもらいながら靴を選べたので、陸上初心者の私にとっては、一度直売店で買ったのは良かったかもしれません。

大事に使っていきたいと思います。

■東京駅に戻ってきました。

14時27分、新幹線は東京駅を出発。

電車、バスと乗り継ぎ、今回の旅行はこれでおしまいです。

■さて、私も25歳となり、同級生には結婚し子どもがいる人もいます。

彼女いない歴イコール年齢を継続中の木村ですが、こうやって趣味を満喫する人生もいいものではないでしょうか。

しばらくは気楽な独身生活を満喫したいと思います。

10年後、35歳になって焦っている自分が容易に想像できますが…。

今回も旅行記に最後までお付きあいいただき、ありがとうございました。