［写真はお借りしました］

赤根祥道著：法華経に学ぶ

観世音菩薩普門品第二十五

一切の災難から逃れられる

［害せらるべきに臨んで、観世音菩薩の名を称せば、彼の執(と)れる所の刀杖(とうじょう)、尋(つ)いで段段に壞(お)れて、解脱することを得ん。］

　観世音菩薩の名を称えれば、害するものの刀杖さえも、くだけ散ってしまう。

「法華経」を信ずるものの強さはここにある。今、まさに殺されようとしても、一心に、観世音菩薩の名をとなえれば、必ず害するものの刀杖が折れて、くだけ散ってしまうのだという確信があるからだ。

　夜叉(やしゃ)、羅刹(らせつ)がきて悩ましても、罪に問われて鎖につながれていても、怨賊に囲まれて身ぐるみ一切はがれることになっても、観世音菩薩の名を称えれば、身は救われ、災難から逃れることができる。

　婬欲(いんよく)に悩まされてどうにもならなくなったときでも、何かにつけすぐ怒り、自分を苦しめていくという瞋恚(いかり)が多いときでも、真理を知らず愚痴に身をまぶしているときでも、一心に観世音菩薩を敬い、その名をとなえつづければ、必ず、『欲を離るることを得』『瞋(しん)を離るることを得』『痴を離るることを得』るのだ。

いつも観世音菩薩を心に念じつづけていることが何よりも大切なことなのだ。

【この章では刀にて襲われても、その刀が段段に折れて害より救われる姿です。

日蓮大聖人は龍ノ口の法難にてこの事を実証なさいました。

信深きが故の結果であると共に「文理眞正(もんりしんしょう)に尊にして過上なし」と説かれております。

信を深めさせて頂く事が大事ですね。　合掌】

最後までお読み頂き有り難う御座いました🙇

日蓮大聖人の御遺文

［智慧は愚かなりとも　身は不浄なりとも　戒徳は備えずとも　南無妙法蓮華経と申さば必ず守護し給うべし］

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【一乗会本部教会】

宗教法人一乘会本部教会は昭和３２年に発足し八万四千の佛教の経典の中で最尊最上である法華経をもって世界平和と人々の幸せを目的として信行している教団です。世の中、物質文明が主体となる中、次第に宗教離れが顕著となり、一乘会は小規模な教団故、その影響をより強く受ける様になりました。そこで宗教活動以外に於ても世の為人の為になる事は実施しするよう、会員間で話し合い活動の輪を広げ今日に至って居ります。合掌

★まちライブラリー 6月22日13時

★写経会　バザー　7月15日13時

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⛰️正式参拝身延山・久遠寺・感應寺（静岡）参拝 7月27日～28日

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法華経に学ぶ(一切の災難から逃れられる)