ベンチコート

秋も随分と深まり、朝晩涼しくなってきました。

レースの日に出掛ける際に着て行くベンチコートをタンスから出して、陰干ししておくことにしました。

リビングの飼い主の席のイスにベンチコートをかけておくと…

いつの間にか、ぎんちゃんが陣取っていました

(=^ｪ^=)「ここあたたかいです」

「ぎんちゃん、それ陰干ししているんです。できればどいてください。」

(=^ｪ^=)「それは　できないそーだんです」

「それなら、おやつあげますから、それで手をうちましょう」

(=^ｪ^=)「えっ　おやつですか　どれどれぇ」

(=^ｪ^=)「だめですだめです　このばしょから　どきませんよ」

「うっおやつ作戦失敗ですか」

(=^ｪ^=)「あやうく　おやつに　つられるところでした　あぶないあぶない」

「ぎんちゃんも、なかなか手強くなりましたね」

(=^ｪ^=)「だてに　このいえで　５ねんかんも　くらしていないですからね」

「飼い主の作戦を見透かされているみたいですね」

(=^ｪ^=)「そろそろ　ねたいので　しずかにしてください」

「はいはい、ぎんちゃんが起きたらベンチコートは片付けますからね」

その後、本気で寝ていました

数時間後、ごはんとトイレに起きたぎんちゃんが席を空けたので、ベンチコートを片付けようとすると…

今度は、あやちゃんが陣取っていました

(=^ｪ^=)「ここは　あたたかいって　きいたです」

「こういう情報は伝わるのが早いですね」

(=^ｪ^=)「いっておきますけど　どきませんよ」

「はい、了解です」

ぎんちゃんが、席に戻ってきました。

(=^ｪ^=)「あっ！　あやちゃんに　せきとられたです」

「席取り競争も大変ですね」

(=^ｪ^=)「あやちゃんぢゃ　せきをゆずってあげましょー」

「あら？今日はぎんちゃんエライですね♪」

この後も、代わる代わる飼い主の席ににゃんこがやってきて、ベンチコートを片付けることができなくなってしまいました

このベンチコートはにゃんこ用になりそうです

年末のセールとかで、お買い得品があったら飼い主のものを新調することにしましょう。今のベンチコートは２０年ものですからね