昨日は浜離宮朝日ホールにて、東京YMCA合唱団の定期演奏会でした🎶
さすが皆さま安定感抜群の歌声で、やはり本番が一番素敵なのでした😄
もうどれだけの長い間お世話になっていますでしょうか。
思い入れと感謝の深い合唱団の一つになっています✨
指揮は私が学生の時からお世話になっています武田雅博先生✨
私の音楽のルーツとも言える先生です。
実は先生に出会わなかったら音楽の道に行っていないのではと思います😅
何故かといいますと、、、
わたくし世界を股に活躍するスーパーサラリーマンの父親が、小さい頃からの憧れでした。
毎朝ビシッとスーツ、ネクタイ、ネクタイピン、時計…
と、仕事モードに着替えて行く姿が本当にかっこ良かった✨
お陰で、卒業文集の中の、私の将来の夢は…
《サラリーマン!》でした
・・・・・・・・・・
そんな私でしたが、大学卒業が近づき、進路の選択肢を迫られる時が参りました。
時は遡り、私の高校の母校は桐蔭学園。一応いわゆる進学校と言われる部類ではありましたが、
創立以来初といわれる異色の音楽大学への進学。
鬼の築山先生(桐蔭生はわかりますね(笑))も、素直に喜んで下さいました。
そんな周りの期待からも、音楽を続けて行きたくもあり、その一方父のようになることも捨てきれない日々でした。
そんなある日…風の噂でこんなことを聞きました。
「武田先生は、朝ある合唱団の稽古の前に、必ずあるお店に寄って、ゆったりコーヒーを飲んでからいらっしゃるのよ」
…!!
もうこの言葉を聞いたとき、当時の私は衝撃を受けました。
《そんなに優雅な世界なのか………
もしかしたら、、ひょっとしたら、、
僕にはその方が合っているかもシレナイ…》
朝の9:30頃というのは、会社ですともう既にお仕事全開モードでしょう。
そんな中、コーヒーを片手に鋭気を養い、そして音楽現場に颯爽と向かう。
何ともいえない優雅さを、当時は衝撃的に感じていたのですね。
…
そして、その後日就職課に行って、就職はせずに音楽をやっていきます!と伝えたのでした。
そうしましたら、
《わかったわ!
それならあなたね。二期会のピアニストになれたら間違いないから。ダメもとで今目指してみたらどう?》
と就職課の方がおっしゃりました。
私は
《ニキカイ??何ですかそれ?》
…………後の会話はご想像にお任せでございますが、時を経て自分が正にその役職に居させていただいているとは、、、
人生はわかりませんね😅
話は戻り、そんな不純な動機?
のような気はいたしますが、武田先生と、その風の噂がなければ、恐らく今の私の周りの、全ての素敵な方々にも会うことは出来ませんでした。
常に、感謝なのです。
ありがとうございます。
そうそう…
昨日の譜めくりの木下さんと🍀
明日は、日曜日の本番について書きますね🍀
