田中麗奈さんの「すごい覚悟が伝わってきます」という言葉。
これにすべてがつまった30分だったなあと思いました。
山口さんが音楽にのめりこんでいったきっかけから、
ライブの演出、メンバーとのかかわり、
音楽を通して起こしたいムーブメントの計画までいろいろ。
サカナクションというバンド、山口一郎という個人が、音楽に対してのすべてをぶつけた放送だった気がします。
ステージに立っているミュージシャンは、誰でもはなやかに見える。
だけど音楽を作る裏側、新しい音を作り出すための道のりは苦悩の連続。
それでも、山口さんはこう思う。
「10年後とか20年後とかに、このバンドかっこいいなって思う人たちが
ラジオとかで、この曲で音楽をやろうと思いましたって
自分の「目が明く藍色」をかけてくれたら、その時僕は”音楽になった”と思える」
「僕はやっぱり、リスナーに支持される音楽を作らなきゃいけないし、
メディアの表面に流れる音楽と、
ガチンコで殴り合っていかないと、ダメだと思う」
山口さんの言葉の節々から感じる、強い決意と、音楽への愛。
ここまで、人生かけるほどに音楽愛してる人がいる。
正直、山口さんの事はちょっと心配になる。根をつめすぎて、体壊しやしないかとはつねづね思ってる(笑)
今回の放送を見て、ぶっちゃけ余計心配になったwww
素敵な音楽を作り続け、ステージの上では
かっこいいサカナクションになる。
一方では、話し合い、殴りあいあり(?)の、身をけずるような音楽作り。
その両面で音楽愛を伝え続ける、サカナクションってバンドがいる。
これだけの音楽愛を出してる人をみてると、
まだまだ、音楽を好きになっていいんだなと私も思えた。
音楽シーンをよくしようと、がんばってる人の姿だ。
山口さんをひとりにさせたくはないね。
この気持ちは私の母性なのか、なんなのかはよく分かんないけど、
とにかく私はサカナクションってチームが好きだ、って、今日の放送でもまた思ったんだ。