さて、前回の続きです。
カッター置いてあったあの日から 6日間同じことが続いたんです。
一日目:カッター3個
二日目:エンピツ3ダース
三日目:下敷き3枚
四日目:ノート10数冊
五日目:筆箱 3個
六日目:アディダスの帽子 1つ
まくらの間に入っていたり、ランドセルに入っていたり、寝ている
布団の真下にあったり・・・・
夜は鍵も閉めてある。 しかも僕は極度に敏感なのか 寝ている時に
誰かが来るとすぐに目を覚ますんです。 だけど起きたことも一度も
ない。
ますますナゾが深まるばかり。
なぜか文房具ばかり(笑) 唯一帽子だけ違いました。
最初は絶対親が自分たちをだまして置いているんだと思ってたんです
が やはり違うようで 親も気味悪がる始末。
1週間も続き さすがに気持ち悪くなり、警察を呼んで調べてもらい
ました。
警察も僕たちの話に半信半疑で、
『お母さんが置いたんじゃないんですか?』
『知り合いの方で鍵持っているってことは無いですか』
『物を盗まれることはあっても置いてくなんて聞いたことがない』
最後には
『まあ、物が盗まれているわけでは無いので なんとも仕様がないですね』 で終了・・・・・
結局犯人はわからずじまいでした。
それからパタリと そのような事は無くなったんです。
あれは泥棒だったのか・・・サンタさんだったのか・・・・・
なので今でも いつかあの時のように 物が置いてあることがあるんじゃ
ないかって心のどこかで期待している自分がいるんです。
またあの時のように現れてくれないだろうか。
そして車プレゼントしてくれないだろうか。
今なら大歓迎ですよ(笑)