なめていた妊娠と出産

 

 

そもそも10代20代の私は

赤ちゃんや小さい子に興味がなかった。

 

かわいいとは思うけど

かわぃぃぃいラブハートハートハート

(ニュアンス伝わるだろうかw)

という友人とは違った。

 

結婚もそれほど関心がなく

まぁそのうちという感じだった。

 

 

そんな私が父の病気&死をきっかけに

結婚することを決めた。

 

そして、運よく結婚後

子供を授かった。

 

つわりもほとんどなく

妊娠初期は

無性に食べたくなる

とにかく食べて×食べて×食べる

そんな感じ笑い泣き

 

妊娠後期は

足のむくみが少しひどかったけど

特に問題視されることもなかった。

 

 

そんな感じで出産の日を迎えた。

 

当日は検診もあった日で

特に問題なし

帰宅した後に陣痛らしきものがきた。

 

夕方、再診を受けた時

赤ちゃんの心音が弱いかも

ということで、急遽

陣痛促進剤を打って出産へ

 

 

陣痛促進剤を追加で打たれ

破水させ

 

もう、痛いという痛さを味わい

 

「なかなか出てこない💦お腹の赤ちゃんを吸引しよう!」

そんな先生の声で

私の火事場のバカ力が発揮された。

(私自身が吸引され生まれて、頭のとんがりがコンプレックスなのです)

 

 

お腹から出てきたものの

泣かないガーンガーンガーン

 

新生児仮死

 

救急搬送され

生死を彷徨い

無事生き延びのくれた

 

今は元気に15歳となっている。

 

 

でも、この出産を機に

私はどん底マインドに陥った。

 

 

こんなはずじゃない

 

 

寝不足の毎日と

思うようにいかない生活で

なんか不安だったりうまくいかないことを

私はいつも出産の日のせいにしていた。

 

 

おかげさまで後遺症もなく

子供がスクスク成長してくれているのに

私のココロは止まったままだった。

 

 

本を読んだり、

バーストラウマを癒しに

マインドセミナーに行ったりした。

 

下の子が生まれた時に出会ったベビーマッサージ、

 

触ることでふっと気持ちが軽くなったことと

上の子の時はさわれなかった。。と

また新たな自分責めが始まった。

 

 

そんな私みたいな人はいらない飛び出すハート

 

 

そう思ってベビーマッサージ教室を開いた。

子供好きでなかった私が

この仕事をすることに自分が驚きながらも

赤ちゃんやキッズたちと

一緒にいる時間がたまらなく楽しかった。

 

ママたちがほっこして帰ってくれることが

何より何より嬉しかったニコニコ

 

 

あの出産がなかったらこの仕事はやっていなかった。

 

当たり前に出産できていたら

当時の苦しみはなく幸せだったかもしれない。

 

ただ、いまだに妊娠出産に対して、

ナメた考えの人間になっていたと思う

 

 

だから、今はあの日に感謝しているニコニコピンクハート

 

 

つづく