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カラーアナリスト
気学アドバイザーの木村碧です
やっと、やっと、レンブラント展に行ってきました
本当は3月12日からで、とっても楽しみだったのですが、地震の関係で、なかなか足を運べず、閉館まであと2日の今日駆け込みで行ってきました
レンブラントといえば『夜警』(この絵の展示は今回はありませんが)
これを見たとき、背筋がゾクってして圧倒されたことを覚えています。それからレンブラントはお気に入りの画家です。
今回の展覧会では、光と影の魔術師と言われるレンブラントの、光の探求や陰影表現、明暗法を、絵画はもちろん、版画を通して検証するという内容でした。
中でも興味深かったのが、日本の「和紙」を用いた版画が多かったこと。和紙がもたらす 柔らかい黄みがかった風合い がお気に入りであったということですが、和紙で刷るほうが原版を痛めないということもあったそうです。
遠く離れた異国からもたされた素材を見て、こんなすごい巨匠が「この素材めっちゃいいやん!」なんて言いながら使っていたのでしょうか。(いやいや、こんなファンキーではないと思いますが)
う~ん、長崎の出島から出発した和紙たちも、こんな風に刷られてから、さらに何百年も美術館に保管してもらえるとは思わなかったでしょうね。ロマンを感じます。
さらに、同じ版で違う素材を使用した普段は別々の美術館にある版画が勢ぞろいしていて、微妙に足された跡を探したり、質感の違いを確かめるのが楽しかったです。
東京ではあさって6月12日で終了ですが、次は名古屋に巡回します。
かなりおすすめです!!