イシノマキにいた時間 | 木村啓介オフィシャルブログ「STILL ON THE ROAD」 Powered by アメブロ

イシノマキにいた時間

今日は舞台BARAGA鬼kiで共演した石倉良信さんの出てる舞台


復興支援Vol.10「イシノマキにいた時間」を観に行って来ました。


福島カツシゲさんと石倉良信さんと田口智也さんの三人芝居で被災地復興支援プロジェクトな公演でした。


ご存知の方も多い思いますが


僕が参加させてもらってる


震災後僕達役者に出来ることが何かないかなと集まって作ったチャリティー団体「池袋チャリンコ倶楽部」で


今までチャリティーイベントや舞台公演をしました。


そこで集まった資金を義援金としてではなく物資として届けるという活動をしていたのですが


震災から1年9ヶ月が経ち


メディアでも取り上げられる回数も減り


チャリティーに賛同する方も熱が冷めてきている事に少し淋しさも感じていました。


仮設住宅や物資は結構揃ってるからそろそろチャリティーはよくね?的な空気。


今後どういう支援が出来るんだ?


言っても僕達だってそんなに余裕ないよ。


そんな声もチラホラ。


強制する事でも無いし瓦礫の撤去に猫の手も借りたいくらいの状況でもない空気


ボランティアのやる復興作業も変わりつつある今の現状で僕達に出来る事って…


そんなヒントが今日の舞台にありました。


ボランティアで被災地に出向き支援を行ってる人達の目線と葛藤を描くことでより伝えられる現状がそこにある。


素晴らしい舞台でした。

観に行って良かった。

そして小さい箱ながら今でも満席になるこの状況も。

やっぱ人間って捨てたもんじゃないないよね。


終演後みんな心から募金してたもん。


これからもどういう形になるか分かりませんが支援を続けていけたらと思ってます。


みんなで支援しようと思ったあの時の気持ちを今も忘れないで欲しい。


そう切に願います。


東京公演は今日の夜公演で終わりですが


来年熊本の市外のほうで公演が決まってるそうです。


お近くの方は是非観に行ってみてください。


芝居自体は結構コメディー要素満載なので芝居としても楽しめる作品です。


なんだか熱く語ってしまった。


さて、今年も残り2日悔いの残らぬよう楽しみましょう( ̄∇ ̄)