サッカー審判TIPS(716) 旗が上がった理由 | サッカー審判KenKenのブログ

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旗が上がった理由

 

新版仲間から聞いた実話。

副審をしていたとき、シュートがクロスバーに当たり上に上がったがコーナーフラッグまで走っていた彼がボール全体がラインを超えたと判断。

ところが風に戻されて上に上がったボールはフィールド内に戻ってきたそうだ。

主審や選手も含め、だれもがインプレーだと思ってそのボールにプレーしようとしたらしい。

副審を見ていた人はいないのか?

しばらく旗を上げていて、プレーが切れたときに主審が話を聞きに来たそうだが、事情を話した

ものの、プレーが流れてしまっていたためシグナルは不採用となった。

こんなことも起こるのだ、と思った。

 

あらためて教訓。

ボールが縦に出た時、副審を見るようにすること、上記のような場合、ボールが空中でどのような軌道を通ったかなどは横から見た副審が見えているはずなので副審に目をやること、タッチラインを割ったかどうか微妙なときは副審を見ること、心掛けたい。